2005 Winter Vacation Report in Florida



  10日目 12/31(Sat) St. Augustine
 年末最後の朝日は、キャンプ場で拝むことになる。
 朝食は再びワッフルだ。怪獣達は、遊んで光線を発射している。(4歳になったことを一日中アピールしていることに注目。)
 フィッシング、凧揚げの後、観光に出撃することとする。
 Florida Coast Lineを通って、St. Augustineへ。まずは、街の概要を知るために、灯台へ。
 ここも東海岸にありがちな、地形の変動する砂州の上に建てられている。ちょうどAlligetar Farmのお向かいにある。
 St. Augustinの港としての地形、そしてFort Matanzasへ向かうInletが理解できる。ここの灯台は44inch以下は登るのは不可能であり、Yは残念ながら登ることは出来なかったが、博物館だけでも十分見ごたえはあった。
 次にCastillo de San Marco NMに向かう。空も晴れ渡り、Tシャツでも十分だ。跳ね橋を渡り、城内へ。スペイン軍の格好をしたボランティアの人がたくさんいた。
 城は、札幌の五稜郭のような造りだ。内部にはいろいろな展示品も置かれてあった。
 隠れ部屋なんかもあって、地底探検といった感じ。これが全て貝殻から造られた石で出来ており、近いうちに消滅する可能性が高いことを言っていた。
 大砲のデモンストレーションがあるので、ベストポジションをゲットして待機。砲撃シーンはここ
 火薬(Gunpowder)を装てんする小さな穴は、この時期の古い大砲には全てついている。いろいろとレンジャーに教えてもらった後、市内散策に繰り出すこととする。
 市内には、貝殻で出来た塀や、"Oldest House"などがあり、さながら江戸村といった感じだ。多くの観光客で満ち溢れていた。観光トロリーバスに乗るのも一つの手だ。
 スペイン料理を食べたかったのであるが、凄い混雑であったので、メキシコ料理のファーストフードに入店。結構おいしかった。

 ファーストフード店のおじさんに、鮮魚の売っているお店を聞いてみると、あいにく大晦日で閉まっているそうだ。もう一軒あるという辺りに行ってみるも、それらしきお店は無く、スーパーで聞き込み。更に紹介されたお店に行くと、店をたたんでしまっているではないか、呆然としてキャンプ場に戻ろうかとすると、そのモールの隣に『Seafood Shoppe』の名前が飛び込んできた。『やったぜ〜!』
 中にはシマアジやヒラメ、トロなどが売られている上に、カマつきのアラは何と50c/LBの格安だ。大晦日の料理を買い込んで(といっても$30)、キャンプ場に帰還する。

 2125 A1A South, St Augustine, FL 32080、471-0410

 Kさんに、こうしてこういった地元の鮮魚店の探し方を教わったのだが、海沿いを旅行するときの楽しみが増えたような気がする。

 海岸に打ち寄せられた木材を集めて、年越しの用意をする。周囲のテントも、何やら年越しの電飾になってきた。
 カマは立派にダッチで仕上げられつまみに、メインは鉄火丼。故郷の日本酒を熱燗にして、気持ちは行く年来る年だ。
 カウントダウンを待ちきれないK家は、大西洋にダイブ。Yは何だかわからない様子。周囲が静かになってくる頃、年越しそばの出来上がり。
 そして海辺でカウントダウンだ。自由の女神から、カブトムシ、ホタルまで飛び出し(良い子はマネをしないように!)、2005年は暮れていったのであった。


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