2004 Winter Vacation Report in CO



  11日目 12/30(Thu) →St. Louis→Effingham
 NMからTX、長いOKを夜中走り通して通過する。ここにもIndianの悲しい話は多く(Greatsmokyのチェロキー一族が有名)、いろいろな看板を見かけた。そしてOK, KA, MOの三州の境が近づく。オセロではないが、KAだけ行っていないと何やら悔しいので、ちょっと途中下車してKAの土だけは踏んでおく。そしてまたこれも長いMOをひた走る。

 話は横道にそれるが、このNMからMOへのI-40からI-44はRoute 66があった道でもある。道中に多くのRoute 66関連の施設を見かけた。アメリカの道路の中でやはりUS-40とUS-66は非常に歴史のある、知名度のある道路であるだけに、道路ファンには一度は訪れなければいけない道であろう。
 そしてようやく今日の目的地であるSt. Luoisに到着、遠くからでもそれとわかるGateway Archに向かっていく。
 Jefferson National Expansion Mmorial (JNEM)は、思っていたよりも物凄い迫力だ。横から見ても風で倒れてしまいそうな頼りない造りだが、何とあの天辺まで今から登るというのだ。
 年末で混んでいるものと予想していたが、それほどでもなくチケットを入手した。黙っているとNP年間パス割引を受けられないので、しっかりと提示しよう。チケットは10分おきに登るトラムの人員が限られているためだ。棺おけのような乗り物(5人乗り)に入ってしばしの時間で、あのアーチの頂上に到着する。
 高さは192m、人が歩くと多少揺れるので、高所恐怖症の方には無理であろう。みんな恐る恐る下をのぞいてみると、、、
St. Louisの町並みを望むことが出来る。そして、左のアーチ・右のアーチ、、、確かに我々は宙に浮いた状態になっていることがわかる。ミズーリ川を巡る遊覧船ツアーもあるようなので、こちらから眺めるのもいいであろう。
 第三代大統領であるThomas Jeffersonがフランス・ナポレオンから当時のお金で1,500万ドルでLouisianaを購入した話は有名であるが、その調査の拠点になったのが、ここSt. Louisである。Lewis & Clarkにちなんだ展示がたくさんなされていた。
 遊覧船に乗ろうと思っていたが、風が強いためか乗れなかったので、Lewisにちなんだ映画(有料)を見ることとした。結構出来はいいので見ることをお勧めする。今まで彼らは単独で西に向かい、冬を越してこちらに戻ってきたと思っていたが、実はIndianの家に居候をさせてもらっていたことも勉強してしまった。(それでも、一人の死者だけで帰ってきたのは、素晴らしいことなおのだが、、、。)それ以後の彼らにした仕打ちを思えば、アメリカ人というのは本当にわがままな人種であると思う。
 夕暮れのCourt Houseを見学してGateway Archを後にする。
 このまま夜中走り通してもいいのだが、今日はYの誕生日なので、St. Louisからしばらくでホテルにチェックインする。結構田舎であるのか、プールつき、食事つきでも非常に安かった。ホテルの隣のステーキハウスでHappy Birthdayを行い、これも車の中で楽しみにしていたプールで遊んで一日を終える。


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