2002 Winter Vacation Report in Utah, USA



  3日目 12/22(Sun) Alta ski→Mt. Wolverine(3290m)
 今日は私だけ、スキー&山へ。まずはAltaに向かう。家の前の道からは、想像つかないのだが、谷の間を抜けて登っていけば20分で、Snowbird、25分でAltaだ。日本から送ってもらっていた、スキーブーツを履き、板は山スキー。まずは最上部まで登ってみる。気温は低く、ベースでもマイナス10度近く、上に上がるとまつげが凍る。そして、パウダー!(やや重め) 2〜3回、圧雪された斜面を滑っていると、近所に住む登山家と意気投合、一緒に滑ることになる。コースはおまかせ。ノントレースの新雪を求めて、あちらを滑りこちらを滑り、、、。

 Alta(Vertical drop=616m)の魅力は、上部の非圧雪コースにあるといっても過言ではなかろう。ダイナマイトを使用してコース管理をしているので、コースが一旦Openになれば、思う存分滑ることができる。逆に、Closedであるならば、立ち入らない方が安全だ。また、このエリアの中では、最も標高が高いので(3216m)、雪質は最高だ。そして、ボードは禁止だ。強いて言えば、高速クワッドが少ないのが玉に傷か。

 午前券しか買わなかったので、いったん昼過ぎにベースに戻る。ここで、スキーブーツから登山靴に履き替えて、シールを装着。山モードに入る。スキー場から東の谷に入り、Mt.Wolverine(3290m)を目指す。昨日の雪で40cm近く積もっているが、心地よいラッセルだ。前衛峰手前で森林限界だが、そこにつきあげるところが雪崩れそうでいやらしい。上からのシュプールがあったので、それに使ってごまかしながら稜線へ。シュプールが無ければ、単独でもあり、引き返していた所だ。そこからはクラスト、ラッセルに苦しめながら頂上へ。

 頂上からはこのエリアの山々が一望できる。快晴でもあり、すごい景色だ。(気温が低すぎて、すぐにカメラが使用できなくなった。)気温が低いのと、時間も遅くなったので、ゆっくりもできない。新雪のシュプールを楽しみベースへ。標高差700m、往復3時間半でした。普段低地に住んでいる私には、やはりこれだけの高度でもこたえます。


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