Running (2009.4)


月日
曜日
距離
内容
タイム
コメント
4/1
10.0
Jog
   春の陽気の中、食後にYと自転車伴走ラン。
4/2
11.0
Jog
  『労働基準法違反で病院を「告発」する方法、教えます』 、、、って記事が日経メディカルにあるらしいが、この本医局に置いてあったら、病院事務もこっそり隠すかもしれないな。もし全国の公立病院で一斉に告発が起こったら、地方の病院はひとたまりもないだろうな。

 もうボスはPDAには手洗いもしなくなった。今日は900g。スケートは本日で終了。随分うまくなったものだ。また来年かな?
4/3
       今日は
4/4
10.0
Jog
   ご近所ラン。レースに向けて最終調整に入らなければいけない。練習靴も購入の必要あり。
4/5
10.0
Jog
   病院ラン。ビデオの最終校正。
4/6
       TCPC、ちょっこっとしんどい。その後、たぶん自己記録に近い(?)560gのPDA。
4/7
       おいおい、4月に雪が積もったよ。
4/8
       CAVC、アメリカで臨床を始める前は今ひとつ自分のスタイルのイメージがわかなかったのであるが、Valveを見て完成図が自分の中でイメージ出来るようになってきた。来週ももひとつあるので、いい勉強になる。
4/9
       カンファ。はやり病なのか、PDAがうじゃうじゃわいてきた。走る時間が無い。
4/10
       Good Friday, YをM家に預けて病院へ。色々と用事がわいてきて、早くには帰れなかった。早々に就寝。
4/11
20.0
Jog
   未明からとばしてビデオ編集、ようやく2GB以上の大作が完成。Abstractをsubmission、続いてVideoをpriority mailで発送する。PCの調子が悪くてなかなか手こずったが、まずは一つは出来た。しばらく軌道に乗るまではCase reportでお茶を濁して、頭の中のアイデアを温めていこうと思う。ランの後お呼ばれ夕食。
4/12
10.0
Jog
   今日もオンコール、来週は5件のPDAが入りそう? 図書のデータ整理をした後、周辺ラン。今年はTurboTaxで大体の見積もりをしてから(無料)、手作業の確定申告だったが、早速税金が返ってきた。
4/13
     

 やはりNICU x 48 bedの影響だろう、手術が増えてきた。もう年なので、足が張ってきた。

 マラソンのレジストレーションを済ませる。ちょっと不手際もあり、レース対象を変更する。

4/14
       今日も3件。またまたいい勉強になった。
4/15
5.0
Jog
 

 Ross、そしてもう一つ。

4/16
11.0
BU
   今日で嵐は過ぎ去る。10,000mのペーラン、4:20にて。
4/17
      不況知らずの新ビジネス 自己負担3万円で一億円はおいしい話だ。Informed consentに対して脇の甘い病院で、『副作用の会』なんかを結成すればぼろ儲けだろうな。賠償請求額を早く制限しなければ、外科系は全てあかんやろな。
手掌多汗症:手術後、副作用で他部位から異常発汗 衣服ぐっしょり、病院提訴6件に
 手のひらに多量の汗をかく「手掌(しゅしょう)多汗症」の手術により別の部位から異常発汗し社会生活が困難になったとして、病院側を相手取り提訴するケースが相次いでいる。東京都や千葉、長野県でこれまでに少なくとも6件あり、9日には東京高裁が医師の説明不足を認定し病院側に賠償を命じた。

 手掌多汗症に詳しい医師は「深刻な副作用は少数だが、事前の十分な説明が必要」と指摘している。

 この手術は「胸腔(きょうくう)鏡下胸部交感神経切除術」(ETS)。内視鏡と電気メスで脇の下の交感神経を切除する。手掌多汗症は治るが、別の部位の汗が増える「代償性発汗」と呼ばれる副作用が、程度の差はあるもののほとんどのケースで起きるという。

 千葉県の女性(38)は24歳の時、ピアノの鍵盤が汗で滑るようになり99年7月、東京都品川区の病院で手術を受けた。費用は自己負担約3万円を含む約54万円で、手の汗は止まったが背中や太ももから滴るほど汗が出るようになった。スカートがぐっしょりとぬれ電車の座席にしみができるため、公共交通機関は利用できなくなった。夢だった海外留学や就職もあきらめ06年8月、病院側を相手取り慰謝料など約1億円の賠償を求め千葉地裁に提訴した。

 同地裁は08年9月「代償性発汗を患者に説明したが不十分だった」と病院側の説明義務違反を認め110万円の支払いを命じた。2審・東京高裁も4月9日「代償性発汗は相当に重篤。(副作用を)可能な限り具体的に説明すべきだった」として1審を支持した。しかしいずれも「十分な説明を受けても女性が手術を受けた可能性は相当程度あった」と指摘し、一定額の賠償にとどめた。

 女性は現在、親類の経営する会社の温度調整できる個室で事務の仕事をしている。「普通の社会生活が送れなくなった。異性関係に消極的になり結婚できるかどうか分からない。自殺も考えた」と話す。判決を不服として上告する考えだ。この病院は東京都などの患者3人からも提訴されている。

 女性が開設したインターネットのホームページ「ETS被害者連絡会」には、25人から被害報告があったという。【伊藤一郎】

 ◇丁寧な説明必要−−年間約300件のETSを手がける福岡市の「おだクリニック日帰り手術外科」の小田斉(ひとし)院長の話
 ETSには手の汗の悩みを確実に解消する効果がある。副作用の代償性発汗の程度が著しい人は少数で大半は満足感を得ているのも事実。副作用を丁寧に説明し、手術を受ける意思があるかどうか確認するインフォームド・コンセントが重要だ。

 いろいろ。

4/18
       今週もオンコール、みんなそれなりに落ち着いているので助かる。外もいい天気なので、BBQでもしたかったのであるが、図書管理システムの機嫌が悪いので、教育しなおす。
4/19
10.0
Jog
  因果応報 この2つのニュースはなんだかな〜。

私立歯大の6割定員割れ、歯科医過剰感か…読売調査
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090418-OYT1T00459.htm

 全国17の私立歯科大・歯学部のうち6割強の11校で、今春の入学者が定員割れを起こしていることが、読売新聞社の調査でわかった。


 中には定員の4割以上にあたる35〜43人の欠員が出た大学が3校あった。受験者総数も4973人と、前年より約2800人減少した。


 大幅な定員割れで質的に一定レベルの入学者を確保できないおそれもある。「歯科医療の崩壊につながりかねない」として日本私立歯科大学協会も危機感を強め、対策等の検討を始める。


 定員割れとなった11校のうち、奥羽大歯学部(定員96人に対し入学者53人)、松本歯科大(80人に対し45人)、日本歯科大新潟生命歯学部(96人に対し57人)の3校の欠員は定員の4割以上に達した。


 さらに、北海道医療大歯学部、岩手医科大歯学部、神奈川歯科大も、1割〜3割の定員割れだった。予定されていた入試終了後に、急きょ追加募集を行いながら、定員に届かなかった学校も5校あった。これほど大幅な定員割れは初めてという。


 また、2006年度までは1万人を上回り安定していた私立大の受験者総数も、今春は4973人だった。国公立大で定員を満たさなかったのは1校だけだった。


 大手予備校などによると、受験者が減少した最大の原因は、歯科医師の過剰感。歯科医師数は90年の7万4000人から、06年には9万7000人に年々増加。それに対し歯科医療費の総額は伸びておらず、過当競争が目立つ。開業が難しいため、若手の歯科勤務医の場合、年収300万円以下というケースもあり、「かつての高収入のイメージが崩れている」と予備校関係者は指摘する。


 定員割れに伴い、入学金を含め、一般に700万〜1000万円といわれる初年度の納入金も減るため、学校経営にも大きな打撃となる。各校では今後、来年の入試に向けた検討を行うが、即効性のある対策は難しいという声が多い。


 安井利一・日本私立歯科大学協会副会長の話「志願者減少は覚悟していたが、これほど多くの学校が定員割れしたのは予想外。協会として、歯科医療の必要性を国民にアピールしていくしかない」

大学病院「総合診療部」次々廃止に…不採算のうえ不人気
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090418-OYT1T00460.htm

 臓器別に細かく専門分化され過ぎた医療への反省から、患者を総合的に診ようと設立された「総合診療部」を、統廃合する大学病院が相次いでいる。


 医師不足や財政難が理由だが、診断のついていない患者の受け皿がなくなるうえ、若手医師を育てる場が減ることを懸念する声も出ている。


 総合診療部は2000年前後までに、約50大学病院に設置。ところが、05年9月に北海道大が廃止。07年4月には杏林大が廃止した。新年度からは京大が廃止し、群馬大は救急部と統合した。それ以前には02年9月、設立の翌年に廃止した島根大の例もある。

 廃止理由について、北大は「利用度が上がらなかった」と説明。杏林大は「専門の診療科の方が患者に人気がある。総合診療を担当する医師も少ない」とする。京大病院は「専門診療科への引き継ぎなどがスムーズにいかず、効率的でない面があった」としている。ほかにも廃止を検討しているところもある。

 ある大学病院の総合診療医は「総合診療は時間がかかる割には、手術や高額な検査を行わず、経営側から見れば不採算部門。経営に余裕がなければ風当たりが強くなる」と漏らす。

 臓器別の専門診療科よりも地位が低く見られがちなことも、医師側に不人気な理由としてあるという。

 日本総合診療医学会副運営委員長の大滝純司・東京医大教授は「総合診療科は、診断のついていない患者の初期診療を担い、臓器別の専門診療科からこぼれてしまう患者の受け皿になるとともに、医師教育の役割もある。研修医に人気のある一般病院ではむしろ増えている」とこうした動きに懸念を示す。同学会では近く、全国の大学病院の総合診療部にアンケートを行い、活動状況を調べる。

 患者の視点から開かれた医療の実現を目指すNPO法人「ささえあい医療人権センターコムル」の辻本好子理事長は「大学病院の総合診療部には、高齢化が進む中で必要性が高まっているプライマリーケアを担う人材育成の場として期待を持っているので、統廃合の動きは残念に思う」と話している。
  この10年で医療を取り巻く環境は、大きく様変わりした。現在はまだ医学部は人気があるようだが、明日は我々かもしれない。まあ、その頃にはもう引退しているかもしれないが、、、。

 回診。今日は図書館へ。例年ならキャンプシーズンなのだが、自宅には隠れる場所がいっぱいあるので、自然と足は遠のいてしまう。
4/20
       DORV
4/21
       PA/IVSのカテ合併症ケース。
4/22
       ASD
4/23
       旅の準備、夜遅くに出撃する。
4/24
7.0
etc
   地底探検。
4/25
45.0
Race
   マラソン、季節外れの熱波にあえなく撃沈。
4/26
       帰還。
4/27
      そぐわない、、、 シンナー中毒でも、透析しなかったら110万円、酔っ払いの頭部外傷でも(2006年11月の日記参照)、診なかったら1億4千万円。アメリカの場合、救急医療を受ける場合には多額のお金を出しているだけに、それだけのクレームを言えるだけのものはあるだろうが、日本の場合は微々たる出費だけで、自己責任には言及せずにクレームだけつけるこの姿勢には、何か違和感を感じてしまう。

男性重体訴訟 医療法人に賠償命令「治療受ける権利侵害」
 シンナー中毒で入院した秋田県男鹿市の潜水作業員の男性(35)が意識不明になったのは、医師らが適切な治療を怠ったためだとして、潟上市に住む男性の母親が同市で病院を運営する医療法人に約1億2400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、秋田地裁は24日、法人側に110万円の支払いを命じた。


 鈴木陽一裁判長は「医師らは心停止や脳障害を予見し得たが、その時点で適切に治療しても確実に回避できたという証明はされていない」と指摘。その上で、血液浄化療法をしなかったことについて「医療水準にかなった治療を受ける権利を侵害され、多大な精神的苦痛を受けた」と認め、男性が自らシンナーを摂取したことなども考慮し損害額を算出した。

 判決によると、男性は2002年4月20日、シンナー中毒で法人運営の病院に入院し、22日に心停止して脳に障害が生じ、現在も意識が回復していない。 2009年04月25日土曜日


「搬送拒否」消防に1億4000万円賠償命令…奈良地裁

 脳挫傷などが疑われる状態だったにもかかわらず、救急搬送されずに治療が遅れて意識不明に陥ったなどとして、奈良県大淀町の男性(44)とその両親が、中和広域消防組合(奈良県橿原市)を相手取り、治療費や慰謝料など計約2億5000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、奈良地裁であった。坂倉充信裁判長(一谷好文裁判長代読)は「すぐに搬送していれば重篤化しなかった可能性が高い」として、救急隊員の判断の誤りと搬送の義務違反を認め、同組合に計約1億4000万円の支払いを命じた。

 判決によると、男性は2006年11月15日未明、橿原署駐車場で、顔から血を流し、酔った状態でいるところを保護され、同署員が同組合に通報。駆けつけた両親らは救急搬送を求めたが、救急隊員3人は「軽症」と説明し、搬送先を探さずに、「アルコールが入っているため受け入れ先もない」として断った。帰宅した男性は、朝になっても意識が戻らず、病院に運ばれ脳挫傷や急性硬膜下血腫などと診断。現在も昏睡(こんすい)状態が続いている。

 判決で、男性の様子について、坂倉裁判長は「目の周りに打撲の傷があり、意識障害や嘔吐(おうと)もあった。頭部を打ったことは容易に予想できた」と指摘。救急隊員は男性を医療機関に緊急搬送する必要があったにもかかわらず、搬送義務を怠ったとした。

 そのうえで、坂倉裁判長は「隊員が観察した時点で搬送し、医師の処置を受けられていれば今回の結果を避けられた」と判断。同組合側の「症状から脳挫傷などの兆候はみられなかった」とする主張を退けた。

 同組合の橋本雅勇消防長は「主張が認められず遺憾。判決を踏まえ、対応を検討する」とコメントした。

男性の父「再発防止 考える契機に」
 男性の父親は判決後、読売新聞の取材に「消防組合の責任が認められたのは当然のこと」と話した。


 男性は今も意識は戻らず、病院で寝たままの状態。診断した医師からは「あと数時間でも治療が早ければ、こうはならなかった」と言われたという。

 「なぜこんなことになったのか。お金の問題ではなく、二度とこういうことが起きないよう、再発防止策を考える契機にしてほしい」と唇をかんだ。
(2009年4月27日 読売新聞)
4/28
10.0
Jog
   マラソンのダメージはそれ程でもない。軽くほぐしラン。さて、次の目標は、、、○○かな。
4/29
       天気はいいので、外でBBQ。今年も庭掃除にはげむことになりそうだ。
4/30
      やっぱり奈良 つい先日、県立奈良病院の産婦人科の先生が起こされた時間外労働訴訟の奈良地裁判決(1540万円の支払い命令)が出たが、医師側ではなくて、奈良県が控訴したそうだ。『勤務医の当直勤務が、労働基準法に抵触するかどうかという、全国の病院に共通の課題を突きつけられた判決。さらに上級審の判断を求めたい』、とは知事の談。とことんまでやってもらっていいんですが、、、(以下略)。

 いつものことながら雨の多い4月だ。
   
159.0
     4月の総括、といっても月日の経つのは早くなったものだ。

1、仕事 この年になってくると、学ぶものが少なくはなってきていることは確かだ。学問としての喜びを探せるほどまだ今の病院は熟してはいないのだが、この手を評価してくれているだけましという感じ。理想の医療スタイルを思い浮かべながら、冷たい石の下に入っていくのが人生かもしれない。
2、家庭 先月同様、かなりの量の家事をこなしたと思う。夏に向けて庭掃除に力を入れていかなければいけない。
3、マラソン 4月のレースは散々であった。仕事柄、うまくピークを持っていきにくいのだが、40km走の一環として50州制覇を目指しながら、秋の涼しいレースを見据えて走っていきたい。


HOME