Weekend 2022 April(4)
4/22(Fri)-24(Sun) Auburn, CA |
Oregonに引越してきてから、正直仕事と生活を落ち着かせるのに精いっぱいだったわけだが、今年はWesteren
States 100Mが当たってしまったのでそちらの練習もしなければいけない。そこで勧められたのが、Canyon Endurance 100K
by UTMBであった。ほぼ一発勝負のWSERなので、少しでも試走をしたかったので、体はまだまだ出来ていないのでが参加することとした($304.58)。 現地までの交通であるが、まだコロナが流行っているということもあり、10時間弱のドライブでAuburn, CAまで運転することとした。金曜日の12時に出発。まだI-5は通った事が無いのだが、比較的運転しやすい道であった。 |
道中では、綺麗な虹も拝むことが出来た。 |
そして、Auburn, CAに到着する。いつも通り、出発地近くの駐車場で仮眠する。 |
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駐車場は決められているのだが、朝早くからスタート地点までバスで送迎してくれる(3:45-)。そしてゼッケンのピックだ。続々と人が集まってくる。UTMBの冠レースなので、サポートも素晴らしい。ゼッケンは、4時からピック可能だ。 |
スタートは、Auburnのダウンタウンからだ。スタートには、ヘッドランプがあった方がいいだろう。1マイル程度軽く舗装路を走れば、左の急な道を下りていく。そしてトレイルに入っていく。ここもわずかに下っていく道だ。川沿いまで下りてくると、水たまりのある橋(no hand bridge)を渡っていく。ここまで来ると、集団もかなり分かれてくる。右にWSERの道を分ければ、そのまま直進して橋を渡って右折だ。ここからしばらくは川沿いを道なりに進んでいくが、左の山に入っていく。そして7.3mileでAS1 Mammoth Barだ。ここでトイレ休憩だ。昨日の運転の疲れもあり、ペースは上がらない。 |
ここからは更に左の山に上がった後、トラバース道を登っていく。雲海が素晴らしい。延々とトラバースを続けていくと、8マイルでAS2 Drivers Flat(15.3M)だ。太陽が上がってきて、どんどん気温が上がっていく。ここから急な林道の下りをこなしていけば、川沿いの道に入る。右手には、WSERのriver crossingが見えてくる。ここからは、多少のアップダウンはあるものの、平坦なトラバース道を駆け上がっていく。傾斜としては十分に走れる傾斜だ。そして左に登りだすとAS3, Cal 2 (24.6M)だ。ここから次のFoothillまで8.2milの登りだ。だいたいの目標地は見えるのだが、はるか彼方のようだ。気温もかなり上昇してくるのだが、何とか登りきってAS4=Forest Hill (32.6M)に到着する。逆に下る場合は、かなり足にこたえるかもしれない。ここForesthillは、50kmのゴール地点でもある。両側に多くのサポーターがいる。緩やかな登りなのだが、暑さと脱水で歩くのが精一杯だ。ここで長めの休息を取って、回復を試みるも時間の無駄のようだ。ぼちぼちと出立する。 |
AS4からは、道路をしばらく進んだ後、右折して、アスファルト道路を右に下りていく。逆に行くと、きつい登りだ。そしてトレイルだ。このセクションは、小川を渡るまでが下りで、そこからは登り直してAS5=Mihcigan Bluff(38.7M)だ。この小川では、夏には行水も可能だ。Michigan Bluffは小さな集落だ。ここからEldoradoを目指して、ひたすら下っていく。下りは走ってこなせるのだが、いったん登りになるとかなりのペースダウンとなる。暑さにへこたれながら、やっとAS5=Dreadwood 1(44.3M)に到達する。ここは周回ループがあるので、多くのランナーがいる。コースは林道へと緩やかに登っていく。そして右のアップダウンへ。すると、Last Chanceに向けての絶望的な谷が目に入る。ここからはリム沿いの下りなので、走って時間を稼ぐ。そしてAS7=Deadwood 2(49.3M)に戻ってくる。ここで栄養補給を行うのだが、嘔吐が入ってしまう。いろいろな種類の食事を口に入れるとよくないようだ。しかし嘔吐してしまえば楽になる。 |
最後の10マイルのセクションに入っていく。下りは淡々とこなすのだが、登りでやはり栄養不足で体が動かない。ゆっくりとした歩調で前を目指す。稜線に出た所で、ヘッドランプを装着する。残りは僅かになってきたので、ラストスパートをかけてもいいのだが、体を壊したくなかったので、ゆっくりとしたペースにする。そうこうするうちに、トレイルは最悪のみぞれ+泥地獄となる。氷水に足を進めていかなければいけないので、更にペースが下がる。ちょうど同じペースの女性ランナーがいたので、トレインを形成する。少しずつフィニッシュラインの歓声が聞こえてくる中、最後1kmあたりからラストスパートをする。かなりさぼっていたせいか、ここからはごぼう抜き体制に入る。そしてフィニッシュ! |
17:47:25、361位/528人であった。商品はメダル、帽子、ベルトだった。 冷えた体でゴールした後は、シャトルバスで駐車場へ。車内で仮眠するのであった。 |
さて、レースの後の観光であるが、以前にも訪れたことのあるRedwood NPへ。日本海のような潮の香りになごまされる。 |
Bigtreeへ。木のあるお家に引っ越したわけだが、やはり大きな木は落ち着く。 |
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Howland Hill
Roadへ。車がおもちゃのようだ。 |