2009 Trip to Japan



 7/11(Sat)-18(Sat) Japan-Nara

 日本に強制送還させていたYを迎えに行く日が、とうとうやってきた。前日はShaker Squareで久々のDinnerとする。Fireはいっぱいだったが、向かいの店もなかなかの味であった。
 前回と同様に、電車で飛行場へ向かう。さてこの小型ジェット機に乗り込むと、あちらから真っ黒な雲が、、、。滑走路に出たと思ったら、すぐにThunderstormのためストップ。ばんばん周囲に雷が落ちる中、2時間近く機内に缶詰をくらう。無事にChicagoに到着した時は、時既に遅し、しまいには、明日のチケットの保障も無いまま、近くの$75のホテルで過ごす。とほほ。
 朝一でカウンターでチケットをゲットして、無事に日本に到着することが出来た。しかし、遠い!
 今日は、ボスと奈良への観光の日だ。まずは宿泊しているホテルにLexasで乗り付ける。
 時差ぼけはお互い様ということで、阪神高速を通って、まずは東大寺南大門前へ。本来ならば梅雨の季節だが、今週はいい天気のようだ。
 日本文化をいかにご夫妻にわかって頂くかだが、やはり私1人ではどうしても無理がある。おば様にもお願いしていたのだが、どうやって説明しようかと思っていた矢先に、YMCAの観光案内ボランティアがあることを教えてもらう。2週間前に連絡して、当日朝に待ち合わせをして合流することが出来た。私も知らなかったこともたくさん英語で案内して頂けるので、非常に助かる。
 南大門は1199年再建、国宝。
 中門、1716年再建、重文。
 そして回廊から金堂へ。やはりこの迫力には、ボスも感動しているようだ。ちなみに私も知らなかったのだが、大仏殿には前方に窓があり、一年に一回それを開けるそうだ。すると、外からも大仏様のお顔が拝めるそうだ。

 お参りのお作法をガイドして頂いて、本堂内へ。いろいろとガイドさんが説明してくれるのだが、それに一つ一つ質問をしていく。日本文化に興味があるアメリカ人への観光は、こういったガイドさんがいると非常に助かる。

 柱のくぐりぬけをしたのは、小学生の頃だったが、ガイドさんに勧められて、私も挑戦することに。まさかこの年でくぐりぬけをすることが出来るとは思っていなかった(スタックしそうで、少し怖い)。
 小柄の奥様もトライ! 無病息災でありますように。
 いろいろなことを学ぶことの出来た、今回の大仏殿であった。
 大仏殿を後にして、2月堂に向かう。その途中で鐘楼を眺めう。(戒壇院の四天王を見たかったのであるが、時間の都合上割愛する。)
 清水の舞台は、ここをモデルにしたそうだ。奈良の眺めを楽しんだ後、奥のお茶飲み場でしばしの休息。
 その後3月堂へ。内部は撮影禁止だが、ここまで国宝・重文を前にすると、言葉を失ってしまう。
 春日大社に停めておいた車を運転して、昼食は月日亭へ。皇后様がご利用されたお部屋で、食事をすることが出来た。周囲は原生林で、鳥の声が心地よい。


 アメリカ風の食事ではなく、少量ずつのお皿の異なる典型的日本の会席料理には、ご機嫌のようであった。
 随分時間が遅くなってしまったが、次に春日大社へ。
 ここでも体を清めた後、まずは榎本神社(もともとここにあった神社)へ。
 そして南門へ。お参りは舞殿から済ませる。中門まで行けば、本殿も見ることが出来る(撮影禁止)。
 おみくじを引いた後、若宮様へ。
 夫婦神社は残念ながら閉まっていた。この辺りは多くの神社があることでも知られており、一つ一つ回ってみるのも面白いであろう。ちなみに右の写真は参道近くの石。踏むと家事に災いがあるらしい。
 ゆっくりと二の鳥居へ戻る。時間があれば、一の鳥居からお参りするといいだろう。
 五重の塔を近くで見たかったので、興福寺へ。この後、近鉄奈良駅前の物産センターでお買い物をして、帰路につく。


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