2004 Winter Vacation Report in CO



  1、2日目 12/20(Mon)-21(Tue) Cleveland→Vail

(12/27朝にComputerがクラッシュしたので、写真はありません。毎日HPを書き上げていただけに、非常に残念です。イメージ写真を参考にして下さい。)

 今日はいよいよ出発の日である。何とか実験を切り上げて、17時前に出発することとする。最近寒波が襲来していたので、高速道路の道路状況が非常に心配ではあったが、路面は乾いていて順調にI-80を西進する。途中Iowaに入ったところで雪が降ってきて、ちょっと怖い目にあうが、Nebraskaに入り朝を迎える頃には路面も乾いてきた。
 IowaからNebraskaは、ずっと何も無い所。Oregon Trailが横切る辺りには、立ち寄ってみたい町もぼちぼちあるのだが、冬は営業していない施設も多いようだ。300mile以上の長いNBを通過すれば、いよいよColoradoだ。暗くなる前にI-70の山登り区間を通過したかったので、ゆっくりしたい気持ちを抑えてDenverを横目に見ながら、いよいよRockyの山中に入っていく。
 心配していたI-70も、対向斜線でSUVがひっくり返っていたが、順調に通過する。しかし、積雪時は大変なことになるのは明らかだ。勾配が非常に急であるのだ。白き山々を左右に眺めしばらく走ると、目指すVailの町が見えてきた。
冬のColoradoの高級リゾート地であるだけに、なんだか高級感あふれる町並みだ。我々の泊まるホテルは、建築は古いものの町の中心部にあるので、何かと便利なホテルだ。今回はずっと走りつめでしんどかったので、部屋で焼肉をして就寝する。
  3日目 12/22(Wed) Vail

 今日は朝からVailに登ることとする。リフト券はあらかじめインターネットで購入しておいたが、少しだけ安くて並ばなくて済む反面、旅行の融通が利かなくなるので一長一短であろう。このスキー場はとてつもなく広く、リフトも長いものが多いので、しっかりコースを頭に叩き込むととともに、地図をにらみながら、如何に効率よく滑るかを考えながらを考えてみる。答えは、やはり裏に回ることと、高速クワッドを中心に攻めること、ベースには戻らないことである。
 まずは16番、4番に乗った後、Sun Up Bowlを滑り17番へ。Tea Cup Bowlを滑り21番周辺のChina BowlSiberia Bowlを攻める。ここは、日本の乗鞍岳に似た感じで、オープンスペースが多いので、快適な滑降を楽しむことが出来る。徐々に人が増えてきたので、すかさずBlue Sky Basinへ。時間は10時を回っているというのに、最奥にあるせいかノンシュプールの斜面が広がる。特に39番沿いはグルーミングも最高で、非常に気持ちがいい。人も少なく全くリフト待ちが無いので、しばらくここで滑りまくる。ほぼだいたいの斜面を滑った後、表側に戻ることとする。表側は森林を切り込んで作ったコースが多いのが特徴だ。ややKillingtonに似た感じか。11番周辺には林間の素晴らしいコースが広がる。4番、3番、2番周辺を攻めてGame Creek、26番周辺を攻める。

 かなりのペースで攻めているのだが、さすがに斜面も荒れてきて、とても快適ではなくなってきた。最後はRiva Ridgeで終わりとする。合計29本、自己最高記録ではHoliday Valleyの32本だが、このレベルのスキー場でのこの本数は自己最高といっても過言ではなかろう。
 ホテルに戻った後、16:00以降はゴンドラがただになるので、みんなで上にあがってみる。気温は低いのだが、Yはスケートをするといってきかない。レストランもあるので、上でごはんを食べてもよかったのだが下に下りて、アメリカ人の経営している日本食レストランに食べに行く。
  4日目 12/23(Thu) Vail
 昨日だいたい滑りきってしまった感があるのだが、昨晩から新雪が積もったので、上に上がらないわけにはいかない。まずは11番周辺の昨日目をつけておいた斜面で、初シュプール! 2〜3回滑って雪を蹴散らした後、China Bowlへ。ここも全くシュプールの無い斜面に自分のシュプールをつけて振り返り自己満足。3回くらい滑ったが、誰も滑らないので、私のシュプールはずっと残っていた。ちょっと疲れたので、今日は午前様。Yを連れてそりをしようとゴンドラで上に上がろうとするが、そりは取り上げられてしまった。Yも寝る始末なので、早々に撤退。温度計を見ると、今日の最低はbelow 0Fであった。
 ゆっくりホテルのプールで遊んだ後、今日は、Vail一のお寿司屋さんで豪勢にDinnerとする。こじんまりとした店だが、昨日とは異なり日本人(大崎さん)がしっかりとした料理を作ってくれる。日本酒もかぱかぱ飲んで、久しぶりに豪遊してしまった。
  5日目 12/24(Fri) Beever Creek
 今日はいよいよVailを離れる日だ。大荷物をパッキングして、今日はお隣のBeaver Creekに向かうこととする。ここは、山の麓に駐車場があって、ここからリフトを使用して上に上ることも出来るが、車で上部ゲレンデ地下駐車場まで上がることも出来る。我々は後者を選ぶ。
 このスキー場周囲は今まで見たこと無い作りで、ホテルの玄関先までコースが延びていたり、エスカレーターがあったり、といった感じで、スキー場の中にホテルがあるという感じだ。
 今日はもう私も疲れてきたので、Yのつきあいをすることとして、初スキーを履かせる。午前中は片足スキーの歩行練習。しばらくして、自分で休むというので、私は最上部まで登ってシュプールを楽しむ。ちょうどキャットがならした斜面があったので、快適にターンを刻む。7本滑ってあがりとする。
 降りてくると、びっくりしたことに我が子は滑り始めていた。結構しっかりバランスがとれるようになっているので、初リフトにも乗ってみることとする。ある程度ブレーキをかけてやる必要があるのだが、あっという間に下ってきてしまった。ただ、リフトが少し怖かったのか、もうやめると言うので今日はおひらきとする。
 ホテルに忘れ物があったので、Vailにいったん戻って、再び西を目指そうとした時、突然今回の旅行の最大のピンチはやってきた。突然のエンジンストップだ。全く予兆が無かったので、タイミングベルトくさいのだが、いかんせん今日はクリスマスイブの金曜日だ。高速道路に平行して走っている下道を行くと、すぐに公衆電話があったので、そこから『9-1-1』。結局車を引っ張ってもらったのだが、月曜日まで修理は出来ない、Vailに滞在しなければいけない、、、、ということで、今朝チャックアウトしたホテルに舞い戻ることとする。荷物も修理するべき車に乗せておいてもいいのだが、『みんな運んであげるわよ』という優しい警察官の言葉に甘えて、スキーやらそりやら全てパトカーで運んでもらうこととなった。さあ、この先どうなることやら、、、『グッドラック!』だってよ。
  6日目 12/25(Sat) Vail
 今日はいじけ寝していたのだが、スキー場にいてスキーしないのも悲しい話なので、2人のレンタルスキーを借りて午後券でみんなで上にあがってみることとする。ちょっとYの世話をした後、興味のあったSun Down Bowlを攻める。トレースはたくさんついているが、やわらかい雪でターンは楽に決めていくことが出来た。再びYの所に戻ってくると、やる気がないようなので、Cにスキーを存分に楽しむようにさせて、Yとゴンドラで下山する。下りた後は、またプールで遊ぶ。
  7日目 12/26(Sun) Vail
 今日も午後券で上にあがってみることとする。今日はやる気があるようで、私がみっちりつきっきりで滑ることとする。まずは1,000mクラスのリフトを2本。休憩の後、高速クワッド1本、短いリフト3本。自分で滑りたがって、後ろから引っ張られるのをいやがるのだが、そのくせ自分では止まれないので怖くなったらパパを呼ぶという変わり者である。大分うまくなってきたのだが、これなら何とかなるに違いないと、ゴンドラで下りるのをやめて、ゴンドラ一本分を滑りきることとする。サポートする私が疲れたが、最後までがんばって滑ることが出来た。来年からはスキーを買ってやる必要があるようだ。


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