Running (2006.8)


月日
曜日
距離
内容
タイム
コメント
8/1
3.0
Jog
 
 またまたAの家に出張回診、勉強会。随分慣れてきたような気がする。あとはベストを尽くすだけ。RVADのdata解析、Dean Letterの見本を学長に送り、Personal Statementを完成させる。
8/2
 
 
 

Muggy... この所、うだるような暑さ(92F)・高湿度が続いている。英語で『Muggy』、Lake effectで湿度の高い風が吹き込んでいるせいなのだが、連日外出する際の注意点をラジオで放映している。いつも地球温暖化なんかくそくらえで冷房全開・電気をこうこうと照らすClinicも、電気の節約を呼びかけているし、ラジオでも(京都議定書に反対したくせに)とってつけたように地球温暖化について論説している。2003年夏のBlackoutがよみがえる、、、(といっても私はYosemiteにいたので、こちらも電気無しの生活でも快適であったが、、、)といった感じだ。でも、もっと日本は暑くて不快指数100なんだろうな。
 今年も氷河を見に行く夏休みだが、いつも氷河を見るたびに、学生時代に歩いたシャモニのモンタンベール氷河を思い出す。教科書的な凸に膨らんだ氷河末端では無く、凹にへこんだ氷河末端をまた見ることになるのであろうか?

HRVのデータとりやら。もうここまで来たら、あまり点数には関係ないような気がしてきた。あとはひたすら念仏のように唱えるだけ。

8/3
 
 
 

心臓外科医育成 東京女子医大、東京医大、そして今回の水戸の心臓外科をめぐる報道には、いろいろと考えさせられることがある。

(1) 心臓手術は技量による差が結果として明らかである。例えば癌の手術などは、早期成績は別にして、5年生存率を待たなければ結果を正当に評価できない。オープンに結果を公表するのは賛成であるが、ただし年々重症化していく症例の中(ここCCFでもそうである)で、その重症度も含めて比較するべきものだと思う。

(2) 症例数 どこでもかんでもPTCAしているせいで、心臓外科が開設されていることが多い。しかし、心臓外科の技術を保つためには、最低でも年間200の症例を行っていく必要がある。私の郷里の人口23万ちょっとの都市でも、3つの心臓外科治療病院がある。もっと集約化すべきであると思うのだが、利害関係などもあり、それを担う中核病院が形成されてこない
。理想を言えば、年間5,000を超える症例をこなせるセンターが、もっと出来なければいけないのだと思うのだが。

(3) 心臓外科医の仕事 入院から退院まで主治医が全て面倒を見るという日本の体制は、非常に効率の悪いものである。本来ならば分業をもっと行い、しっかりとシフト制にして医療の質を高めるという論議が必要なのであるが、安全な医療というものが、実は労働基準法を完全に無視した医師側の奉仕によって成り立っていることに対して、全く光がさされることは無い。一般の人が週40時間、アメリカの外科レジデントが80時間、日本でばりばり働いていた時は120時間以上、いつになればこれが問題視されるのであろうか?

(4) 医師法21条の解釈 外国にいるせいか、この解釈が私には判然としない。ある意味、手術死亡は全て異状死とも解釈できるのだが、将来的には、全ての手術死亡症例を届ける必要があるのであろうか? 全て、司法の手が入っていくのであろうか? ちょうど神戸中央市民病院でもカテでのRV損傷の記事が出回っているが、数パーセントの合併症をいうものは、0でなければいけないのか、0にするためにはどれくらいの経費が必要であるのか?困難な症例が増加している現在、何か釈然としないものを感じる。

(5) 心臓外科医の魅力 切った貼っただけが日本の心臓外科医の仕事では無い。時には循環管理も呼吸管理も出来るし、腎不全の治療、心エコー、カテーテル治療も手馴れた人は多いであろう。現在の心臓血管外科認定医=1,848人。これを年間4万から5万例と言われる心臓手術数で割ると、27人/年、月間2人ちょっとという恐ろしい数字が出てくる。手術をする外科医を厳選するのももちろん必要だが、心臓外科医の仕事はチームワークである。それぞれの治療のスペシャリストを作っていくとともに、もっとカテーテル治療を推進していくことが心臓血管外科領域に必要になってくるのであると思う。さもなければ心臓血管外科は、放射線科・循環器科が出来なかった難症例を処理するだけの魅力の無い領域になっていくことであろう。

 問題はこれだけではなかろう。どこかで変らなければいけない、変えなければいけないのであろうが、複雑に絡み合ったこの医療情勢では、どうしようもないのであろうか? 私にも明確な答えは出てこない。私もいろいろな先生のご意見を聞いてみたいと思う。それでも私の中で納得した答えが出ないということであれば、もし日本に将来帰ったとしても、年間27人のために手術をしようとは思わないであろう。

 先週けんかしたDr.Mと、Figureの作成やら、あちらが少しこちらに気を使っているのがわかる。しかし言わない限り気持ちよく仕事は出来ないのだから、やはり言ってよかったものだと思う。Communicationの大切さを痛感する。そしてLOR = Letter of Recomemndationの下書きを書いたりやら。さて、快くみんな引き受けてくれるであろうか?

8/4
 
 
 
ちょっとナーバス これまでの2回のテストも、英語で結果が予測できないものであったが、CSもまた今までとは雰囲気は異なる試験で、ちょっと緊張するものだ。結局お金をけちってみなさんお勧めのKAPLANに行く時間も無かったが、自分を信じて自信を持って最大限の力を出してこようと思う。Do my best!!
8/5
7.0
Jog
 
我が家 宇宙から見てみた我が家だ。Clevelandでは5段階評価の2ぐらいの家に住んでいると思っているが、宇宙から見えるということは、なかなか大きいのであろうか。試しに渡米前に住んでいたマンション(40戸)を、同じ倍率で見てみると、、、、。かなりショック、、、。日本で再び暮らすことは出来るのであろうか、、、?


 午前中にNCでYとJog。ゆっくりと過ごす。
8/6
 
 
 
 Chicagoへ、、、1997年製、12万マイル、そのうち8万マイルも駆け抜けてくれた車だけに、愛着はあるのだが、こんな日に止まるなんて、よっぽど私の日頃の行いが悪いのであろうか?
8/7
 
 
 
 自分の今持てる実力をしっかりと出せたと思うのだが、自信があるわけでは無い。逆にこれで落ちたら、考えられる改善点が少ないだけに(基本的な英語力という話)、人生計画そのものをも変更しなければいけないかもしれない。
8/8
 
 
 
 この田舎のClevelandでは、車が一台の生活は本当に厳しいものがある。悪いことに主治医(一応ウシさんの)がいない時に限って、悪くなる。朝から実験の用意と、悪くなったウシの世話で首が回らない。ディーラー回り。
8/9
 
 
 
 A round: RVAD implantation、自分のイメージ通りに出来たと思う。B round: RVAD autopsy、ポンプとInflowは全く問題が無かったのが一つの収穫だ。泊り、夜は車探し。
8/10
 
 
 
 昨日の整理やら。ディーラーへ。余裕が全く無い。
8/11
 
 
 
 実験のデータ整理。今日はゆっくりと安物($5)Chardonayを一人で空ける。庭でOhioの広い空を眺めながら、まったりと過ごす。あれから一年、長かったようで短かった一年、いろいろと感慨にふける夜である。明日は昨年と同じくGenavaでのキャンプ、たくさん飲んでしまいそうだ。

(しかしその一方で、とりあえず勉強することが無くなって、一種燃え尽き症候群、Step 3に向かって走りだそうと思う。)
8/12
 
 
 
 今日はウシの世話をした後、キャンプに出撃。凄いキャンプだった。
8/13
 
 
 
 寄り道をした後、帰宅。カヤックで運動しすぎたのか、しんどい、、、。
8/14
 
 
 
 Meetingの後、再び車探し。Hundaiもいい車を作るようになったものだ。
8/15
 
 
 
 書類ワーク。
8/16
 
 
 
とうもろこし 今年はいろいろな野菜に挑戦しようということで、とうもろこしにまで手を出したのだが、今日ようやく初収穫を迎えた。恐る恐る一本ずつ収穫し、すかさずダッチオーブンで蒸し焼きにする。さて味であるが、今までオハイオのとうもろこしは群を抜くおいしさだと思っていたのだが、やはり収穫間もないとうもろこし(それも小粒)は、今までの評価をはるかに上回るおいしさであった。
 1620年の清教徒を救ったのが、Indianの供給したとうもろこしの種であった。とうもろこしは、本当にアメリカの風土にあっているのかもしれない。そんな古に思いを馳せながら、味をかみ締めてみた。こんな味を知ってしまうと、もうとても日本のスーパーで売っているしなびたとうもろこしなんて、食べれないだろうな、、、。 


 ウシの世話、Dataとり、解析。車が一台しか無いのは、本当にストレスフルだ。早く何とかしたいのだが、、、。帰りにディーラーに行って、欲しいものに比較的近いものをようやく見つける。
8/17
 
 
 
 書類(LOR, GC)ワーク、旅行の準備。きょうもとうもろこしを頂く。美味。旅行中の水遣りは、隣のおじさんが申し出てくれた。おみやげ買ってこなきゃ。
8/18
 
 
 
 Meeting。さて、今日からVacation!! ゆっくり一年の疲れを落としてこようと思う。(旅行先のホテルに到着して。)
8/19
 
 
 
 
8/20
 
 
 
 
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8/30
 
 
 
 
8/31
  
  
  
 
 
 
10.0
 
 
 


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