Running (2006.3)


月日
曜日
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内容
タイム
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3/1
       朝からECGx2、Meeting、最近けんかごしの英語もしゃべれるようになってきた。我慢して考え込むよりも、discussionする方がすっきりするので、言いたいことをしっかり言うようにしているのだが、今に口は災いの元になりかねんな。その後、RVADがやはりトラブルでSection、一歩一歩前を向いて歩こう。その後、ECGx5、データ解析、雑用、、、疲れた。4-5,4-6。
3/2
       4-7,4-8。ぐっすり眠る。
3/3
       朝、実験を手伝った後、早退。ゆっくり睡眠をとる。今まで中学受験・高校受験・大学受験・国家試験と受験してきたが、今までで一番緊張するテストだ。せいいっぱいがんばろう。
3/4
       試験は思っていたよりもやや難しく、自分に足りないものがはっきりとわかった。合格するかは50/50くらいだと思うのだが、どちらであろうが目標を持ってがんばっていこうと思う。
 夕食をM家でいただく。久々の飲酒で、撃沈。
3/5
       今日はYとゆっくり遊んであげる。春が近いことを肌で感じることが出来た。
3/6
       朝からネットワークがダウンしているので、実験機材の用意、Meeting x 2、ECG x 8、いいデータがとれている。今日からStep 2のポイント、産婦人科へ。
3/7
       今日はNew ProjectへくっつけるSub-study関連論文を、全て読み漁る。がっぷり四つの、しっかりとした形になった実験が出来そうだ。一日中モニターと活字を見ていたので、疲れた。家で産婦人科。
3/8
       朝からとばして働いて、Protocolを仕上げる。アメリカに来て、いくつめだろうか、頭を使うと非常に疲れる。頭にはGlucoseが必要であることを、改めて認識させられる。実験x2、ECGも60例を超えてきた。産婦人科。だいたい知らない病気は無いので、そろそろ問題集をやっていこうと思う。
3/9
     

 Meeting、Fiber projectのおつきあい、New projectの用意、Patentのreview。もうすぐ本当にpatentがとれるかもしれない。今日からNMS100/450問。問題が短いので時間内に解けるが、本番ではもっと長いのが出るから、目を鍛えないといけないな。試験の発表までは、何やら落ち着かないのだが、Step 1の一部復習にもなるので、とりあえずStep 2の勉強を続けることとする。

3/10
      日本の医療はどこに行くのか? Google Newsで『医師』を検索して読むことの多いニュースであるが、現在の報道の特徴は、(1)医療ミス(と誰が認めたのかしらないが、、、白黒はっきりしていないことを、ミスと報道することは、名誉毀損にならないのであろうか)=全国紙が多い、(2)医師不足(特に小児科と産科)=圧倒的に地方紙、が目に付く。(2)に関しては、国の政策でとばっちりを受けた一番の大きな例である。人口密度を考えての医師配分は、効率化を考えれば正しい道かもしれないが、そのことに対する代償もあるのだということを認識しなければいけない。しかしそれを許さず、日本全国優秀な医療が受けられることを当然と思っている側からすれば、訴訟という形になるのであろう。
 医療の場に司法の手が入るのには、あまり抵抗は無い。日本の一部の医療は勉強しすぎないので、緊張感を持つ意味でも、いい影響を与えるかもしれない。しかし、医療の本質をわからない人に、医療のことでとやかく言われるのは勘弁して欲しいものだ。これは、先人が医療の質の自己洗浄機能を怠ったために、マスコミなどがとやかく入る隙を作ったことに問題があるのだが、、、。

 実験のお手伝い、合間にイヌの心電図x3。乗り気のしなかったfiber projectだったが、引っ張っていこうと思う。何を一番の目的とするのか?あちらの機嫌がまた悪くなるかもしれないが、しっかりと方向性を決めてから実験を進めていきたいものだ。80/530問。仕事が終わってからの更なる勉強は、苦しくもあり、逆に楽しくもあるのだが(エンドルフィン?)、これだけはやったものしかわからない感覚であると思う。ふ〜っ。
 明日は雨が降るそうだが暖かいようなので、庭でご飯が食べれるかな? (時間差ではあるが、)我々の勤務時間以上にプレスクールで勉強(?)しているYのためにも、土日くらいは何とか時間を作ってやらなければいけない。
3/11
       今日は春が来たかのような陽気だった。庭周りの掃除やら、Yと遊んだりした後、買い物、M家とBBQとする。Project USMLEは現在進行形だが、Project Xも発令することを決意する。
3/12
     

これがアメリカ 日米決戦を楽しみにしていた野球ファンは多いのではないだろうか? しかし、それに水を差すような今日の判定だったようだ。1999年にMLBを首になったマイナーリーグの審判。オープン戦が始まっているので、人が足りないのかもしれないが、アメリカでも事実上の決勝戦と評価されていた試合だけに、ちょっと役不足であったことは否めない。日本のアウェーみたいなもので、しょうがないと言ってしまえばそれまでなのだが、今後の視聴率を考えた場合、アメリカには勝ち残ってもらわなければいけないのであろう。残念ながら、これが今のアメリカだ。何だか、イラク戦争の正当化とだぶってしまい、ちょっと気分の悪い日曜日であった。

 天気も悪いので、ずっと家で過ごす。230/810問。

3/13
     

Communication これは私の持論でもあり、私のボスの持論でもあるのだが、忙しい人ほどレスが早い。今日はレスの早い遅いを一度に味わった一日であった。
 私の場合、メールソフトはOutlookを使用しているのだが、Inboxに入ってくるメールを『処理』することによって、そのメールをサブフォルダーに移していくというシステムにしているので、Inboxに残っているメールは、必然未処理のメールが残ることになる。ちなみに現在5件、0件になったら嬉しくて人に話したくなってしまうこともある。またOutlookにはMeetingなどの情報は、みんなで共有のCalenderがあるので、非常に重宝している。
 年始の挨拶でCEOのDr.CがCommunicationの大切さを話していたが、まさにその通りだと思う。個人プレーでいくらがんばっても、二人には勝てない、チームワークに勝るものは無いのだ。現在ワークステーションがコンピューター上になっていることもあるのだが、私のいた2002年の日本では、まだまだこんなことが普通には行われてはいなかった。もちろん競争もあってしかるべきなのだが、その前にチーム医療という大前提があるこのシステムは、非常に見習うべきものであると思う。さて、日本のCommunicationはいったいどうなっているのだろうか。どんなカルチャーショックが待ち受けているのであろうか。
 おっと、早くレスを書かなきゃ、、、。


 Meeting、Fiber Projectの用意。論文のrevise1をして投稿。論文revise2も最終チェックへ。仕事の合間にProject Xのお手紙を出すと、夕方には早速返ってきた(さすが早い!)。家で、お返事のファイルを作成する。疲れた目をこすりながら50/860問。意識が遠のきながらもまあまあの点数。

3/14
       Project Xファイルの送付。CPB deviceのネゴシエーション。たまっていた論文をちびりと前進。80/940問。
3/15
       朝からECGx4、解析、明日のFiber Projectの用意。論文をちょっと前進。50/990問。Project Xの大きな山を一つ越えることが出来た!
3/16
      医師逮捕 日本では大きな問題になっているのであろうか、私にとっては帰国も含めた、今後の進路を大きく左右しかねない問題の一つである。マスコミの馬鹿な報道はさておいて、それに乗せられている人が多くいるならば、医師としての我々の職業をも否定されかねない、大きな問題であるように思う。
(1) 人はいかにして死んでいくのか? 極論からいえば、手術の合併症による死亡は、全て逮捕されるのか? 末期の場合でも、何かしらの合併症で死亡した場合も、処分されるのか?死と隣り合わせの場所で仕事をしている我々にとって、非常にやるせない事件であると思う。
(2) 結果論にて問題を処理している。 医師をしていて、判断を迷わされることなんていくつもある。いくつもの分岐点を経ながら、いい方向に向かうようにしていくのが治療だが、初めに結果ありきから物事が処理されているように思えてならない。
(3) 信頼関係 私が日本にいた時も、ムンテラ時にテープレコーダーを持参される方が時々おられた。私も別にそれは気にはならないが(ちゃんとこうして聞いてくれている人のほうが理解していて、トラブルになりやすいのは非常にたまにしか病院に現れない家族のようにも思う)、『手術の説明いつしましょうか?』『土曜日しか空いていないのですが、お願いできますか』、ということで他の気になる患者もおり休日出勤したら、いきなりテープレコーダーが待っており、非常に悲しい気持ちになったことがある。医師・患者の信頼関係が壊れたのは、我々の時代に始まったことでは無い。血液製剤からのAIDS事件の後、加速されたように思うが、この信頼関係こそが医療の本質であると思う。信頼以前に人の間違い探しをされてしまえば、我々は司法に関する知識が少ないだけに、全て言ったこと以外の事が起こった場合、訴訟で負ける可能性は高いものと思われる。
 若き医師時代は、保健所に転向されたりする外科医の気持ちが理解できなかったが、現在は、医師を志して入学してくる学生が、何を求めて医師になろうとしているのかを逆に聞いてみたいように思う。

 実験、本筋の方は予想された如くの困難さだが、自分のテーマのデータはとれたので満足。データ整理をして、今日は疲れたので勉強はお休み。
3/17
     

いかに死すか 昨日の続きになるが、人間はどうやって死んでいくのがいいのであろうかと考えてしまう。生と死を見つめ続ける我々にとって、医療=生きるのが当然、という社会風潮はどうしても納得できない。交通事故で死亡→自失ならともかく、被害者であれば当然訴訟。心筋梗塞で死亡→タバコ会社を訴える、救急治療が悪かったのではないかと訴える。癌で死亡→早期発見できなかったことに対して訴える。寝たきりの状態でMRSA発症、肺炎死亡→病院の管理責任を訴える、、、どうやって死んでいくのが一番幸せなのであろうか? 大多数の方は特に訴訟も起こしたり刑事沙汰にならないのだが、今回を含めてこういった事件においては、理想と現実のギャップはどれくらいあるのであろうか? 医療費のことも含めて、医療の質・限界を議論できる社会になってほしいと思うのは、私だけではなかろう。
 小児・産科の場合、感情論で報道されてしまうことが多いが、医療の現場では、限りなく0%にする努力は怠ってはならないのだが、死亡率を0%にすることは決して出来ない。検察側も、現在の医療レベルからの有意な逸脱治療があったことを、証明できるのであろうか? 1SDで逮捕されるのか、2SDで逮捕されるのか、それとも3SD?
 医療ミスについてはとやかく言われるが、当直明けでミスが増加するという統計がアメリカでは出されて、それを改善しようという動きがある。私自身も、医療ミスなどの根底には、過酷な労働状況が一つにあると思う。過度の医療訴訟は、我々サイドの治療に対する防衛が働いてしまう(リスク患者は避けるということ)。そういったことを論議・改善していってほしいのだが。
 日本の個々の医療レベルは世界一流、政治は三流であると思う。あれだけの治療を平均的値段で受けられるなんて驚くべき幸せであると思う。現在、医療を民にあずけようとする(医療サイド・患者にその負担を求めている)政府だが、医療レベルの維持とともに、医療過誤保障をどうするか、医療過誤保険をどうするか、、、。アメリカの轍を踏むことなく、素晴らしい医療を受けることの出来る国になってほしい。
(http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2002dir/n2480dir/n2480_04.htm#00)いろいろと勉強させられます。

 昨日の実験の後始末、論文のsubmissionなど。ようやく机の上が綺麗になってきた(仕事リストが減ってきた)。家に帰ってからProject X、いよいよ始まるのかという実感が沸いて来た。50/1,040問。

3/18
      日韓決戦 アメリカが敗退したということで、盛り上がりに欠ける今大会であるが、今日はキューバ・ドミニカ戦、そして日本・韓国戦を観戦した。試合は投手戦の後に、代打策が奏功し、日本の勝利に終わったのは周知の通りであるが、番組の中でいろいろと日本・韓国の裏話が見れて面白かった。表情を普段見せないIchiroが、前回の日韓戦の最後に『Fuck!!』と叫んでいたことを何度も放映していたし、韓国旗をマウンドに立てる様子、Ichiro凡退のファールフライを、Ichiroに投げつける韓国三塁手の姿をすぐさま映すなどなど。
 Ichiroの韓国を挑発するような行為は、それだけ見ると不信感を覚えるが、初回の初球からの盗塁など、プレーで示すという野球を愛する彼らしい表現であったと思う。また嬉しかったことは、以前から韓国がやったような日本を挑発するような行為が、日本側からは無かったことである。これが相手がもしアメリカであったならば、サッカーではないが、両軍が握手をしたかもしれないと、ふと思えた。決勝戦では、是非試合後、お互いの健闘を称えるチーム交流を見てみたいと思う。

 130/1,170問。
3/19
       80/1,250問、NMS終了。
3/20
      WBC 今日はインターネット(ストリーミング)中継で野球を観戦した。普段大リーグを見慣れているせいか(しまったゲームが少ない)、気迫あふれる素晴らしいプレーの連続に、日本人として本当に感動してしまった。監督を務めた王監督に、チームを引っ張っていったイチロー選手に、そして補欠であった選手も含めて全選手に、大きな感動を与えてくれてありがとうと言いたい。

 Meetingの後、論文前進。今日は復習だけ。
3/21
       実験のお手伝い、論文前進。PR50/1,300問。
3/22
   
65.2
雑感 当たり前のことなのだが、8月から走行距離を減らし、11月からは走るのを中断したせいで、ここのところ体重増加を意識するようになっていた。今日は久しぶりに体重計に乗ってみて唖然、歴代最高記録を更新しているではないか。仕事・家事(皿洗いくらいだが)・子育て・勉強、私には24時間しかないのだが、AMIで突然死してしまっても残念だし、ちょっと運動する時間を作るようにしようか。(あれを買おうか?)
 今日から体重も記録していく方針。ちなみにマラソンのベスト時と比較すると+4kg、フリークライミングで5.11aをオンサイトした時に比べると+6kg。

 実験のお手伝い、データとり、雑用。100/1,400問。やや問題が古いのか、逆に難しい(というか、答えが間違っている!)。
3/23
6.0
Jog
63.8
 Meeting、Fiber projectのIn vitro、当たり前の結果だが納得させられてしまった。帰りにYを連れて、あれ(子供を乗せて押して走る三輪車)を買おうと思ったが、『乗りたくない』の一言で却下。ならばということで、11号車を購入してしまった。Yは大喜び。その後ちょいと町内2周、5:00/kmだが、体の芯にまとわりつく脂肪組織を実感してしまった。今日は実験で疲れたのもあり、痛恨の撃沈。
3/24
7.0
Jog
63.4
 朝から一人でECGx4、review、論文書き、とゆっくりとした時間を過ごす。Yをピックした後、買い物→Yの自転車同伴ラン。今回の自転車は、あまり大きくはないのだが、ギア比が大きいので、かなりスピードを出すことが出来る。ジョグ程度ならばおいていかれる可能性もあり。Cおばさんが、公園までYと自転車で行くことがあったら、ちょっと大変かも、、、。150/1,550問。
3/25
 
 
 

兵庫県の医師特勤手当 巷ではニュースになっているようだが、そういえばそんなものを昔もらっていたなと、懐かしく思ってしまう。確かにはっきりしない名目のお金なので、廃止にすることには別に異論は無いのだが、その代わり残業をしっかりと計算して給付して欲しいものだとその頃は思ったものだ。月曜日は17:30からカンファレンスが始まって、22:00まで毎週やっていたが、かといって残業として請求できる時間は月に18時間だったので、それ以後の勤務は『奉仕作業』であった。実際は、月の5〜6回の当直を除いても月に100時間を軽く越える残業をしていた。これとは別に、8:45-17:45の勤務という体裁だったのだが、7:00スタートの私の場合、7:00-8:45は毎日請求もすることが出来なかった(これだけで月36時間)。あれは要領が悪いというとかの問題では無く、医療レベルの維持のためには、残業せざるを得ないのだが、それを全く評価してくれなかった。一般企業でも残業なんかつかないよ、と言われればそれまでだが、かといって風邪ではいどうぞ、と休めるような仕事でも無い。現在、しっかりと医師の残業に対して給料が給付されている公立病院があるであろうか? 当直明けの休みなんか無く、『奉仕作業』をしている実情を報道するメディアがあるであろうか?
 今後の公務員医師(特に地方)の給料は、私は上昇してくるのではないかと思っている。(
期待していると言った方が適切であるかも知れない。)優秀な医師の確保、医療レベルの確保、たらい回し医療の抑制、防衛医療の抑制、地域の住民の安心、、、。東北の話に戻るが、産婦人科医の常勤が2人必要であるということであれば、制度をいじるのも勿論必要だが、まずは給料が一番手っ取り早い話ではあると思う。埼玉の『医療ミス』と報じられている問題も、ナースの手が足りない・警報機が悪い→設備投資・人員アップ→費用は医療費としてフィードバック、という構図が出来ていれば、話はわかりやすい。

 来週からおばさんが来られるので、部屋の掃除やら、勉強、ビーフシチューをダッチオーブンで作る。100/1,650問でPR終了。次はKaplanの問題集(本)に突入。50/1,700問。きっちり時間内に終わることが出来るが、問題の文章が長い分、ちょっと時間配分が厄介だ。
 今シーズン、Yをスキーに連れて行ってやれなかったので、明日こそはと思っていたが、発熱のため断念。最近Streptococcusが幼稚園で出たらしいし、大人しくするしかなさそうだ。あ〜、明日も勉強することになりそうだ。

3/26
13.0
Jog
63.2
救急車の値段 救急車をタクシー代わりに使用している例は、救急医をしている時には時々目にしていたことであったが、とは言っても中には重症例もあるわけで、日本の救急車利用にお金がかからないシステムというのは日本の誇るべき医療制度の一つであると思う。しかし、現在医師不足が深刻化している現在、地方では県境を越えての患者搬送も増加しているという。産科・小児科不足の現在、ますますこういった遠くへの搬送業務が増えてくるものと思われるが、ヘリコプターを使用した場合どうなるのか、搬送のために空白となる地域のバックアップをどうするのか、そのためには人件費がかかるわけだがこの財源をどうするのか、という問題は少し議論されてもいいように思う。救急病院が大都市にシフトしていった場合、へき地からの搬送中に死亡するといった例が少なからず増加してくるものと思われるが、それに対する対策は?
 日本の政治は地方切捨て、中央集権の度合いが強まっているようだが、地方の医師不足も含めて、救急医療に関して早急な対策が必要であると思うのだが、、、。どうせ現場を知らない馬鹿な官僚が考えたことに違いないのであろうが(2/23参照)、開業する場合、救急・産科・へき地を2年間回らなければいけないなどとする案を出しているようでは、そんな官僚が政治を担っているようでは、日本の医療はこの先真っ暗であると思う。

 Yの調子がイマイチなので、今日もゆっくりと家で過ごす。150/1,850問。夕方にNCでジョグ。絞込みがまだまだ必要だ。
3/27
6.0
Jog
63.4
労働基準法 第 32 条 使用者は、労働者に、休憩時間を除き 1 週間について 40 時間を超えて、労働させてはならない。2 使用者は、1 週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き 1 日について 8 時間を超えて、労働させてはならない。
 一週間の労働時間を40時間、残業は1週間で 15時間、1カ月45時間、3カ月で120時間以内とされている。そして忘れてはいけないのが『当直業務』。これは決して労働基準法が定める『宿直業務』ではなくて、ややもするとモニターに張り付きになったり、救急車渋滞が発生するような『時間外業務』である。
 厚生労働省からの中間報告が発表され(もともとの発表はまだPDF fileでは発表されていないかもしれない)、週の平均勤務時間は63.3時間という調査であった。この数字の示す意味は、17時に帰られる偉い先生方も含まれているということで、最前線で働かれている先生方の数字は、容易に想像することが出来るであろう。
 医師のこういった報道は過去にもちょこちょこあったが、興味深いことは世間ではあまり大きなニュースにはならないということだ。そして今回の厚生労働省からの中間報告が報道されているのは、これも非常に非常に興味深いことだが、大手メディアでは無く、地方紙が圧倒的に多いということだ。(今のところ大きなものでは共同通信だけ。)皆さん、面白いと思いませんか? 不思議だと思いませんか?

 Meeting、実験の用意、Paper進展あり。帰宅してから軽くジョグ、やや足に張りがある。リハビリラン。平日ながら100/1,950問、いい調子で間違いも少なく解けるようになってきた。早くいい知らせが来ないかな〜?
3/28
6.0
Jog
63.6
防衛医療 今日のニュースは言わずもがな、あの割り箸事件。親は飲みにいってしまいいない、割り箸のかけらもない、現場を見た人がいない、診察の難しい口の中、CTには映りにくい割り箸、、、同じ状況におかれてしまったらと思うと、いろいろと考えさせられてしまう。ただ、それ以前に、子供を医師に預けてほったらかしで宴会に行っていた母親から、訴えられたくはないと思う。
 新聞も裁判の結果だけを伝えるべきであるが、殆どキャリアも無いような記者が『解説』と称して裁判官じみた(けれど内容は感情的な)コメントを残すのは、マスメディアの立場としていかがなものか? ならば昨日のニュースに対して、『解説』してくれただろうか?
 →内科2人、外科2人、整形1人、産科2人、脳外1人、耳鼻科1人、眼科1人、小児科1人、麻酔科1人、放射線科1人、これら医師を昼も夜も常駐させる医療機関以外では、『救急』の看板を出してはいけないという風に理解していいのであろうか。それとも、防衛医療に走り、日本の救急医療・小児医療・周産期医療・終末医療を焼野原にしてしまうかだ。今日は以上!

 実験の用意。NIHのコメントが返ってきて、機嫌悪し。帰る途中に先週立ち寄った自転車屋さんに行ったら、紛失していたものと思っていたYのジャケットが出てきて、感激! 帰宅してジョグ。張りがあるので、一度ゆっくり休ませて、刺激を加えていこうか。今日も平日ながら100/2,050問。
3/29
7.0
Jog
63.2
 業者さんとmeeting、書きかけの論文をいったん仕上げて、Collabolatorに発送。試験が終わってから一ヶ月足らず、結果に自信は無いのだが、とりあえず次のステップの勉強を進めてきた。勉強は順調で、今のところ正解率もいいので、結果はどうであれ次の試験をやや早めに受けるために本日申し込みを済ませる。さあ、これでもう本当に後戻りは出来なくなってきた。Project Xの方も、結果が出次第、処理していこうと思う。
 仕事帰りにYをピックして、NCで一緒にサイクリングラン。100/2,150問。
3/30
6.0
Jog
63.4
 meeting、in vitro実験、少し光が見えてきた。レポート書き。あまりに天気が良く、気温も66Fということで、またまた仕事帰りにYをピックして、NCで一緒にサイクリングラン&プレイグラウンド。ブレーキのかけ方(ペダルを逆回転させる)がわかってきたようだ。今日はやや疲れて50/2,200問。
3/31
 
 
 
 おばちゃんを迎えにDetroit?、いえいえHopkinsでした。自宅を出られてから24時間以上が経過したが、お元気そうで何よりです。100/2,300問。
   
50.0
 
 

 2,300問。結果はまだだが、ちまちま次の勉強をしていこうか。体重も気になる今日この頃、春の風が気持ちよく吹くことだし、少し運動を開始した。一日は24時間しか無いので、仕事に勉強に家事に運動に忙しい限りだが、Yが健やかに育ってくれることを一番に考えていきたい。(この3ヶ月は、本当に月日の経つのが早かった。)



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