Running (2005.10)


月日
曜日
距離
内容
タイム
コメント
10/1
 
 
 
WVで紅葉をめでながら蒸気機関車に揺られ、静かなキャンプ場で宿泊する。
10/2
 
 
 
生化学と宇宙 WVにあるNational Radio Astronomy Observatoryを訪れた。巨大な電波台があるのかと誤解していたが、それとは逆に宇宙からの情報をキャッチする天体観測所であった。ラジオや携帯電話などの機器は、観測に悪影響を与えるために、周辺には大きな中継局は無いそうだ。説明の中で、ビッグバンやら、他の天体まで我々の文化が発する電波が届くまでの時間、などなど。最近ミクロの世界で生命の素晴らしさを再認識していたのだが、今度は改めて宇宙の中での我々の位置を気づかされて、非常に有意義な訪問となった。また、こういった施設を、無料で一般開放しているアメリカの懐の深さ・教育に対するお金のかけ方を見ていると、いろいろと考えさせられてしまう。
10/3
14.0
PR
4'30''
警察官の地位 先日、日本で警察官から銃を奪おうとして、射殺された人がいた。今までの日本ならば、『拳銃の使用は適切であったのか、、、?』、などという平和ボケの論説が目立ったが、凶悪事件が頻発している今日、拳銃の使用は適切であったと思うし、それを批判する論説も出てこなかったのでちょっと安心している。ここアメリカならば、少しでも抵抗する意思を見せれば、射殺やむなしの国である。それによって治安はかなり保たれているのだと思う。大勢の一般市民は、警官に逆らう人はいないと思うし、我々の治安を守ってもらう警察官に対しては、銃の使用も含めてその地位をもっとよくしてほしいものだと思う。もちろん、そのチェック機能もしっかりしなければいけないが。

 朝からグラントの印刷、完成してもう送ろうかと思っていた矢先に、半分あきらめていたDr.Pからのいい返事が11:56に到着、そこから至急Dr.P入りバージョンに変更、用意していたこともあり、16:00に全て完成・発送とする。今年の春から暖めてきたresearch planであっただけに、感慨深いものがある。PIとして初めてのNIH挑戦だが、何とかスコアをもらいたいものだ。帰りにハイツでペーラン。9/27のgeneticsの答え合わせ。
10/4
 
 
 
 今日は全くやる気なし、グラントの跡形付けやら勉強、依頼されていた論文査読やらして過ごす。夕方からグラント提出記念飲み会(要はどこか飲みに行きたいだけ?)、ビールがおいしかった。

10/5

10.0
Jog
 
 今日はRVADの実験、うまいってすぐに抜管。夕方にMartin LutharをJog、夜は昨日の疲れもあるのか、寝てしまった。
10/6
3.0
Jog
 
 犬の実験。イマイチ体の調子が良くない、、、と思ったら強烈な下痢だった。飲み会で食べたサラダがいけなかったかな? Genetics。
10/7
 
 
 
 犬の実験、Reviewやら。今日は走りたかったのであるが、雨のため断念。調子は今ひとつ。Genetics。
10/8
3.0
Jog
 
野田聖子代議士 政治家というものは、代議士という名前が示すように、有権者の意見を代表して国会で活動するべきものであると思う。しかし、選挙で選ばれて一ヶ月もしないうちに、公約を翻し郵政反対に回るというのは、有権者をばかにしているとしかいいようがないと思う。もちろん、変わり行く政治情勢で臨機応援に国益を考えて対応していくというのは、大切なことではあるが、国を背負って立つ人がこんな調子では、まだまだ日本の政治レベル(というか代議士レベル)も低いと言わざるをえない。国会議員として選んだ側の岐阜の有権者は、今回のことをどう思っているのだろうか?

 Genetics50+Cell&Molecular Biology50/100問、難しいわ。お昼からYを連れてウシの世話、マラソンのレジストレーション。そして、ゴール地点の偵察と紅葉ドライブ。どうやら紅葉のピークは来週以後になりそうだ。
10/9
44.0
Race
3:12:26
パキスタン地震 ラジオでは、ブッシュ大統領のパキスタン地震への支援を示す演説をやっていたが、カトリーナの後かたつけで手一杯のアメリカだからであろうか、ちょっと歯切れが悪く、力強さが無かったような気がした。もちろん、対イラク戦でのパキスタンの協力があったからなのであるが、イラク治安に多額の国家予算を投入していることに加えて、数々の自然災害に対してお金を費やしているアメリカの経済状態がやや不安である。今まで超エネルギー消費国としてあぐらをかいてきたアメリカであるが、更なる効率化・省エネなどで立て直していかなければいけないのであろう。

 マラソンはこの月間走行量、雨のXCというコンディションを考えれば、まずまずの40km走だったのではないかと思う。大失敗レースが少なくなったのも嬉しい所だ。あまり疲労も蓄積しないように走ったし、いい刺激になったと思うので、来月のNYCMでは2年前よりはいい記録で、2年前よりはベストを尽くして走れるのではないかと思う。今日は勉強はお休み。
10/10
 
 
 
MLB ここで書いていることは、多くはラジオを通してのアメリカの話題を探ることが多いが、今日は昨日のブレーブスとアストロズの延長18回の死闘をやっていた。5:50、最後はクレメンスが出てきてのサヨナラホームランなんて、なかなか見れない試合だと思う。スポーツとしては、アメフトには及ばないものの、ストの後低迷していた視聴率も上がっているようだし、一年の総決算としてこれから目が離せないゲームが続くようだ。
 日本の場合の問題点として、雨で順延するなどで日程に余裕を持たせる必要もあるのだろうが、シーズンオフから日本シリーズまでの期間が開きすぎると思う。一年の総決算、そしてそれぞれのリーグを代表しての戦いでもあるわけだから、一番のコンディション・そして盛り上がりで最後の戦いをするためにも、今の日程では少し肌寒いような気がする。

 Meetingやら論文のreviseやら実験の用意やら。足の張りもほとんど無く、ほぐしランをしようと思ったが、勉強したかったので帰宅。どうもDNA関連の知識が少なすぎる。 
10/11
 
 
 
 昨日、大学の医局から、そして同時にCleveland Clinicからも同じ配色の雑誌が届いた。片や混沌とした日本の医療制度変革の中で、もまれている大学病院の現実と、片やアメリカのかかえる医療の多様性の中で力強く生き残っているCleveland Clinicは、多くの夢のプロジェクトを紹介していた。日本人は1のことを0.5も言えない人種、アメリカ人は1のことを20に言う人種と理解しているので、その『夢』の中には多くの嘘が隠されているのを知っている。しかし、先日帰国されたとある先生から『アメリカでの夢のような生活から、日本の現実に戻りました。また先生のHPで夢をみさせてもらいます、云々』のコメントを頂いたが、アメリカ人の『夢』(他の言葉で言うならば『理想?』)に向かっていく生き方は、多くの人に活力を与えるものだと思う。お前はいつまでこの『夢』の中にいるのだと、おしかりを受けそうだが、この『夢』の中で、私の小さい時から持っていた医療に対する『夢』に向かって走っていきたいと思う。


 ウシの世話、論文のrevision、meeting。今日は、ついにUSMLE Step 1のregistrationを済ませる。Step 2は間髪いれずに受験する予定。
10/12
10.0
Jog
 
 軽く走ってみて気がついたのだが、足の疲労は殆ど無いのだが、腰周りにダメージが残っている感じだ。しばらくスピードを抑えてJogつなぎとする。
10/13
6.0
Jog
 
 昨日と同じく疲労抜きラン。ちょっと今までに無かった疲労感だけに、無理は禁物。
10/14
 
 
 
 なんだか疲れた1週間だった。足にではなく、体幹にくる疲労であった。
10/15
 
 
 
 キャンプに出撃。
10/16
14.0
Jog
 
 帰ってからなかなか頭に入らないMolecular & Cell Biology。Hummer HeadやらQuality controleとか言われても、この分野に関してはこちらは小学生並みの知識なので、頭に入るのに非常に時間がかかるし、すぐにどこかに行ってしまいそうだ。夕方にいつものNCでJog、体ほぐし。
10/17
8.0
Int
 
靖国神社参拝 アメリカ一極主義から世界の多極化へ。アメリカがこの所の失政でこけそうになっているが、人口配分・その距離からいっても世界経済の中心になるべき中国との連携を密にとり、韓国・台湾を含めたアジア経済圏を構築するのは、両国のためにもなることであると思う。小泉首相らしい今回の参拝であったが、もう戦後60年以上も経ったことに対して謝れ謝らないなどと論議しているのも何だが変な話だ。靖国神社参拝=軍国主義と決め付けるその理論、他国に対する目に余る干渉、外交カードとして今でも使用する国々、それを理由に外相会談も中止にしようという了見の狭さには、逆に中国が国連常任理事国であり核保有国であるがために大きな不安を感じてしまう。

 厄介な論文のrevision、帰りにハイツでInterval 400x10、84で入って80-82、上がりは76、ただしIntervalが最後の方は90sあるのでまだまだ。Molecular & Cellを50/150問。やはりまだまだ。
10/18
 
 
 

国連分担金 日本は世界一のODA供出国である。それは、戦後補償という意味合いが強かったのであるが、改めて日本の外交戦略としてのODA供出を示してほしいものだ。国連分担金はその中に含まれるのであるが、日本はアメリカ(22%)に次ぎ二番目の19%の高率の供出を行っている。ちなみに3位はドイツの8.6%、4位イギリス6.1%、5位フランス6.0%、6位イタリア4.9%、7位カナダ2.8%、8位スペイン2.5%、9位中国2.1%、10位メキシコ1.9%となっている。残り一つの常任理事国ロシアは16位1.1%である。常任理事国になれないのならば、分担金を払わないよ、というのは大人気ない声明で反発を浴びるのは当然であろうが、いろいろな矛盾を抱える国連運営の中では非常に理解できるものである。
 大幅に軍事大国になっていく中国には、大きな不安を感じるが、現存する目的はテロとセキュリティという問題であろう。そして地球温暖化とエネルギー政策が21世紀後半への大きな世界の課題になっていくものと思われる。冷戦構造が崩れ、世界構造が大きく変わっていく中で、未来を見据えた地球の未来をみつめた指針が議論されてほしいものだ。

 朝5時から呼ばれてしんどかった。今日はレスト、答え合わせ。

10/19
10.0
TT
19'50''
医療改革問題 私のアメリカのニュースの窓口は、主にラジオと新聞。日本のニュースの窓口はYAHOO、そしてそこからYAHOO掲示板・2チャンネルという具合になっている。ところで本日、今後の医療制度改革の指針が示されたが、あまり若い人の関心が無いからなのか、このニュースに対する反応があまりにも乏しいような気がする。今や国内最大の問題である医療費(・年金問題)に対してこんな状態ならば、実際に自己負担を増やす段階になってまた不満を漏らす者が出てくるのであろう。
 国際的に見ても、日本の手術一つに対する医療費は激安である。もちろん自己負担も超激安である。そのつけを払わされているのが、医療現場では医師(特に勤務医)・パラメディ、そして多額の税金を払わされている企業・中高所得者である。今までは国民皆保険で良かった。しかし、あまりにも医療が変わりすぎているのだ。こういった本質をついた議論抜きで、医療ミスたたき、医師のつるし上げ、保険料と高騰(といっても世界的に見れば超格安)を感情的に示している日本は、どうなっているのだろうか?
 私自身タバコを吸っていた時期もあるのだが、タバコを吸っている人とタバコを吸っていない人で保険料および自己負担金が同一であることには、どうしても納得できないものがある。どうして健康管理出来ない人の分まで、しっかりと健康管理していた人が負担してあげる必要があるのか? 偉大な社会的貢献をして、更に今後も延命により多大な社会的貢献をするであろう人と、全く社会に貢献をせずに、更に延命処置をしたとしても全く社会の中で歯車を逸脱した人が、どうして同じ医療を受けられるのか? 国民の本質的な議論・納得抜きで進められていく医療改革を見ていると、医療の中で日本に魅力を感じなくなっているのは私だけではないと思うが、いかが? (あ〜、また愚痴になってしまった。)
 
 やっと難題のrevisionの投稿。ゴミ箱に行きそうな実験だっただけに、いろいろ勉強になったしやれるだけのことはやったつもり。低くても通ったら嬉しい論文の一つであると思う。ウシの世話やらもして、ハイツでラン。風が強くて走りにくかったが、実力測定ランをすると、平凡な19分後半。NYCMは5つも橋がある難コースで、気温も高めなので、少し設定を下げる必要がありそうだ。10/15から一ヶ月がかりで生化学・遺伝子関係がやっと終了した。まだまだ頭にはしっくりきていないが、箱は出来たので、何とかなるだろう。さあ、山は越えた! あとは統計・行動生理学・病理だ。
10/20
 
 
 
Wilma 今日は接近中の新たなハリケーン・Wilmaで持ちきり、その中心気圧も記録的であったが、今年は本当にハリケーンの当たり年だった。これらハリケーンが南部海岸線で多大な被害を起こしているのを見ると、アメリカ移住当初の先人達の苦労がいつもしのばれる。彼らは海岸線にプランテーションを建設することが多く、石造りの住居を作れない当初は、もしそれらハリケーンの直撃を受けたならば絶大な被害を受けたことであろう。North CarolinaにLost Colonyという、時代からは忘れ去られたプランテーション跡があるが、原因は自然災害の可能性も高いのであろう。また逆に、災害時の救援・補助こそが国際社会としての原点であるような気がしてならない。

 実験、patent書類の作成、実験データの整理、First Aidを読む。
10/21
16.0
XC
 
Gas price 日本とアメリカのガソリンの店頭価格で興味深いのが、価格変動のスパンである。日本ならば、価格は1ヶ月以上据え置きというのはよくある話であると思うが、ここアメリカでは毎日ガソリン価格は変動する。通勤時と帰宅時に10c以上異なることも多々ある話である。産油国からの輸送時間が少ないとの理由があるのだろうが、NY原油取引価格に密接に連動して変動しているようだ。わかりやすいといえばそうだが、ハリケーンの後などは以上高値を示すので、いつガソリンを入れるかは思案のしどころである。
(1) http://www.clevelandgasprices.com/ でだいたいの値段を把握しておく。
(2) タンクローリーによるガソリン配送が水曜日にあるからなのか、私の経験では水曜日朝が一番安いように思う。
(3) 時々、凄い安売りをしている店がある。(これも配達前の関係?)
(4) 金曜日から週末は、一般的に高い。
 特に上記サイトには、3年間の価格グラフ機能がついている。$1.11/Gというのを経験したことがあるが、今後どこまであがるのやら。『おじいちゃんの若い頃は、ガソリンなんて$1ちょっとだったよ』、などと昔を懐かしむ時代が来るのであろう。

 5:30から羊のCT、そういえば日本の某病院でイヌのCTをとってもらったことがあったな〜。いくらの機械が入っているのか知らないが、あっちゅうま(10s)にとれてしまた。その後も実験お手伝い、IDF書類を仕上げる。初めてのpatent提出だ。仕事を終えて、NCでXC、小雨模様だったので、紅葉の下の樹林帯を走る。NYCMを意識してアップダウンのコースを走る。Fist Aid。
10/22
 
 
 
東京市民マラソン いよいよスタートが現実のものとなってきた。日本で初めての都市型大レースになりそうだ。トップランナーの参加、コース設定、海外からの参加枠、参加人数、、、観光収入としてもかなりのものが見込まれそうだが、日本のお役所としては画期的な企画だと思う。日本の代表的な、そして世界に誇れる地元と密着した『わが町東京』の、素晴らしい大会にしてもらいたいと思う。
 ちなみに石原都知事は、来月のNYCMにも参加して、スターターを務めるそうだ。いいポジションをゲットして声をかけたいものだ。(下の階スタートだから、駄目かな?)

 紅葉を見に行きたかったのであるが、一日中雨だった。昼からお買い物へ。夜はWorld Series、日本は一方的な試合だったようだが、こちらはいい試合だった。
10/23
10.0
Jog
 
地元で2連勝 くしくも日米シリーズの結果は、同じとなった。しかしアメリカのシリーズは見ごたえがある(試合内容がいい)ものになったのに対して、日本のものはあまり野球としての面白さに欠けた内容となった。昨年のRed Sox vs. Yankeesのこともあるので(3連敗、4試合目の9回からの逆転4連勝)まだまだどうなるかはわからないが、ここまで見る限り大きな制度上の問題があると思う。一方はレギュラーシーズンの後16日間、全く真剣勝負のゲームが無かったのに対して、一方は9日間の休養の後2試合、2日休養、2試合、1日休養、3試合、4日休養。長期間野球をしていなかったチームが、やっと目が慣れてきた頃には勝負が決していそうな雰囲気だ。
 一方、MLBの日程は、レギュラーシーズンからの流れでそのままWorld Seriesまで殆ど休むことなく続いていく。万全の状態でベストのプレーを見るのが日本シリーズの醍醐味だと思うが、あまりにも時間が開きすぎると、何だかつけたしのような感じのゲームになってしまうようなイメージだ。また一年間戦ってきたソフトバンク選手達の無念さも、痛いほどまでに判る。視聴率・観客数に踊らされているこの制度であるが、一年間の総決算にふさわしい両チームのベストの戦いが見たいものだ。

 紅葉を見に行った後、買出し、ラン。今日からランはMP3 playerをしながらの勉強ラン。1-1 Cell injury1、統計27/177問。これだけをわざわざ真剣に聞こうとは思わないが、英語の勉強にもなるし、ランニングには最適かも。
10/24
10.0
Int
3'58''
ゆうたもん勝ち アメリカ生活でのストレスの一つに、自動車事故があると思う。バンパーは傷つくものとの認識のずれがあるのも一つだが、自分の非を決して認めない、決して謝らないという国民性にはいささか私もうんざりしている。先日、停車中に追突事故を受けることがあったが、平気で逃げようとするし、なかなか警察に行こうとしない。なかなか車の修理も積極的ではない。我々は一度同様の事故で、逃げられたことがあったので要領を得ていたが、ラボの同僚は同じような事故で、相手が明らかにぶつかっておきながら警察に嘘をまくしたてて逃げてしまった者がいた。結局、この国は自分で主張しなければ、いいことは何も起こらない国である。黙っていれば、逆に悪者にされてしまう。この点が全く日本と異なると思う。主張するものは嫌われるし、『任せておけばいいのよ』的な日本の発想では、生きていけない国である。日本だけで生きてきた江戸時代ならば、それでいいのだが、この競争の激化する国際社会を生き抜くのであれば、組織だけでなく個々が『主張』することが必要になってきていると思う。
 しかし初めの話に戻るが、謝る時は謝れよな、アメリカ人! (ちょっとうんざりしている。)
 
 月曜日はmeetingの嵐、今日は4つ、それだけでexhaused。金曜日のデータ解析。帰りにハイツでラン。1-2 Cell injury2、1,000mx3。先週金曜日のランで、ちょっと左足に違和感があるので無理はせず。BS50/227問。
10/25
 
 
 

消費税 日本の消費税率は現在5%である。国の財政が破綻しかけている現在、今は支出を減らせるところまで減らした上で、今後は消費税率を上げていかなければいけないというように認識している。しかし、現在の消費税増税に対する議論は、いささか少ないような気がする。日本国民は、本当に国の事を思い消費税率を上げることに反対しているのか、このままの制度の消費税でいいのか?
 州によって異なるのだが、現在我々は7.5%の消費税を買い物の際に支払っている。ただし、一般食料品は非課税である。(ちなみにコーラ等は、これに含まれないので税金を払う必要がある。)そのため、生きていくのに最低限の食料品を購入している限り、消費税を支払う必要は無い。(コーラは飲まなくても、水を飲めば生きていける。)実際、我々も殆ど消費税は払っていない。どれが課税されて、どれが非課税かの線引きが難しいのであろうが、この線のレベルが日米間で大きな格差があるように思うのだ。生鮮食料品・牛乳・卵などにはかけるべきではないが、ビール・お菓子などにはかけるべきものであるというのは、非常に納得できるものであると思う。
 もともと基本的人権という概念は、昭和20年代にアメリカによって作られた憲法によって形成された。いわば、米も手に入らない、生きるのに皆が飢えていた時代のものなのだ。しかし、今はどうだろう。特に定職につくでも無く、別に働かなくても、生きていけたりする。それでいて、テレビや携帯電話、インターネットに接続していたりもする。どこまでするのが基本的人権? 昭和20年代の暮らしと比べると、日本はあまりにも裕福になりすぎているので、『最低限度の暮らし』を保障する
というものも、こちらの底辺の人達と比較すれば、人間平等という憲法を振りかざして(日本での)『最低限の暮らしを守るために、消費税を上げるな』と言っている人達の言い分が、何だか空虚な叫びに聞こえてくる。
 『半社会主義国家、日本』、いったいこの国はどこに行くのであろうか?

 実験。走りたかったのであるが、雨が降り続くのでYを拾って買い物へ。BS答え合わせ。眠くて寝てしまった。

10/26
8.0
Jog
 
4勝0敗 今年のWhite Soxは、開幕から強かった。あっという間に貯金を作り、優勝は8月かとも思われていたが、やや調子を下げて、殆どが若手主体のCleveland Indiansの猛追を受ける。しかし、直接対決などを通してまた調子を上げて地区シーリーズへと駒を進めてきた。一番に走れる選手で、二番以降つなぐ打線、先発投手がしっかりしていて、抑えも駒がたくさんある。守備も非常にいい。そんなチームが、毎試合せった試合をものにして、88年ぶりの優勝を決めた。4試合の合計点数が、20-14という紙一重の試合が多かった。Astrosは1勝もあげることが出来なかったが、随所にいいプレーが見られ、さすがここまで勝ち上がってきただけのことはあると納得させられるチームであった。
 一方、HanshinもLotteも同様のチームだ。それほど大砲はいないのだが、つなぐ打線が売り物での両チームは、9月から調子を上げていったことでも良く似ている。両者の対戦は面白いものになるのではないかとの予想していたのだが、しかしこちらは4試合で33-4という大味な結果になってしまった。野球の面白さからいうと、どちらが勝つにしろイマイチのゲームではなかっただろうか。
 セリーグ全体が弱いということもあろうし、日程の問題もあろう。しかし一年の総決算であるべき日本シリーズで、また両リーグを代表しての試合であるべきなのに、素晴らしいプレーや試合の駆け引きが見れなかったのは、非常に残念だと思う。もしも選手が試合だけに集中できるように何か改善できる部分があるのであれば、それを改善して、日本最高のプレーを一年の締めくくりに見たいと思うのは、私だけではないのではないだろうか。
 最後に、アメリカも日本も、最後まで死力を尽くして戦ってくれた選手の皆様、たくさんの『元気』をどうもありがとうございました。ゆっくり休んで一年の疲れをとって下さい。

 USMLE, Step 1試験の申し込みを済ませる。イヌの実験、1-3 Inflammation1。ハイツはアメフトをやっていたので、周囲をジョグラン。その後Yと紅葉を見に行く。BS、特に倫理が速読力が必要とされ厄介だ。
10/27
 
 
 
平均寿命 中学校時代、世界の中での日本の平均寿命の高さを誇りに思っていた。2002年の統計では、日本人男性=78.4、女性=85.3歳である(全体で81.9歳)。そこには、日本の皆保険制度・予防医学・早期治療が多くの貢献をしてきたのは周知のことであろう。しかし、それに伴い多額の医療費が必要になってきているのも事実である。一方アメリカ人の平均寿命は、白人男性=75.1、白人女性=80.3、黒人男性=68.8、黒人女性=75.6歳である(全体で77.3歳)。
http://www.infoplease.com/ipa/A0005148.html
人間はいくつまで平均寿命を伸ばしていくのか? それを負担していくのは誰なのか? 質の高い医療とは何なのか? 日本国民は医療に対して何を求めているのか?

 Engineerの送別会、データとり、解析。BS、でも寝ちゃった。
10/28
14.0
Hill
 
ゆうたもん勝ち2 Attorneyのくせに、事故現場で逃げようとしたり、なかなか修理に進まなかったりした一件だが、いかに安く済まそうかというのがすぐに雰囲気でわかったので、以後は強気でこちらの主張を通しまくる、修理見積書を送りつける、メール攻撃を仕掛ける(電話は証拠が残らないので不利)、+電話攻撃でこちらの怒りを伝える、これらの攻撃が功を奏したのか、今日になって急にやっぱり保険で払うだってよ。じゃあ、初めからそーせーよな! お前ら(アメリカ人)、ええかげんにせーよな!
教訓その1、初めが肝心、逃がさない、事故現場でどちらが悪いかをはっきりさせる。特に出だしの一発目が大切。(切れるのも一つの手)
教訓その2、どんな軽い事故でも、警察に届けて事故証明を発行してもらう。初めは認めていても、時が経ち言葉を翻したら、それでおしまいになってしまう。
教訓その3、証拠の残るメールは有効。
教訓その4、やつらを信じるな!

 プレゼンの用意、meeting、Supervise。NCで舗装坂道を中心に攻める。1-5 Fluid1、BS50/277問。イヤホンをしながら走ると、ヘッドがぶれないように走るのでいいような気がする。
10/29
 
 
 
 BS50/327問。BSも終了、8月からがんばってきた勉強も、残すところPathologyだけとなった。11月中に全てを終えて、あとは繰り返し記憶していくというプロセスに入ろう。午後から紅葉狩り。走らなかったけど、たくさん歩いた。1-4 Inflammation2、ちょっと難しくて聞き取り出来ない。
10/30
 
 
 
二重窓 恥ずかしながら3年もこの家に居ながら気がつかなかったのであるが、うちの窓は全て二重窓であることに、今日初めて気がついた。確かに一ヶ月の間、一日たりとも氷点下より上に上がらなかった月もあるくらいだから、これくらいの装備は普通の家には必要なのであろうが、それでも窓際はいつも寒いと思っていた。もし一重窓ならば、、、。
 今年はメキシコ湾のハリケーン被害のせいもあり、天然ガスの値段が高騰している。寒い月ならば、セントラルヒーティングの値段が$300を超えたこともあるのだが、今年は今から頭の痛い所だ。何とか暖房効率を上げて、省エネしていきたいものだ。

 昨日からざっと病理関係を読んでみるが、Step2を勉強していたせいもあり、それほど難しくは感じない。問題文も短いので、時間的にも稼げそうだ。Histology40/367問。朝勉の後、紅葉狩りに出撃。車の中で、1-4 Inflammation2。夜は答え合わせ。
10/31
11.0
PR
4'19''
内閣改造 特にびっくりするような人事では無く、最後を飾るのにふさわしい陣容になったのではないかと思う。そして、優秀な二世議員が増えて重要ポストを任されるようになったのは、非常に興味深いことだと思う。遺伝子がいいのか、やはり生後の環境がいいのか。ますます個人個人の仕事が専門家・細分化していく中で、幼少時からの将来の仕事に対する意識付けがいい影響を現したいい例であろう。Yはどんな職業につくのであろうか。
 それから、麻生外務大臣のHPをのぞいてみて感心したのが、大臣の今回の選挙に対する評価であった。自民党の力配分が、地方から都市部へ。人口配分に応じて、地方土建政治から都市改善政治への脱却。海外にいるとわかりにくい今回の選挙を、うまく分析していて、なるほどと納得させられてしまった。小泉首相よりも年上だが、日本の船頭としてがんばっていってもらいたいものだ(彼もサラブレッド)。

 MeetingX4の月曜日。土日は走らなかったのだが、結構山道を歩いたりしたので、なぜか筋肉痛だ。あ〜、年をとったものだ。しっかりと疲労を抜いた上で、週末のレースに臨みたいものだ。(気温は高めの予想、もしかしたら雨かも、、、。)ハイツでPR、1-5 Fluid1。帰ってから仕事とHalloween。一日の時間が限られている、もっと勉強したい!
 
 
191.0
 
 
191km、367/2653問、USMLE試験のregistration、patent提出、難題revisionx1という月であった。NYCMを終えたら、走行距離を減らして、ペーパーワークへの比重を増やしていこう。


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