1995 Summer shower climbing plan ar Kinoe river 山域:大山甲川(下ノ廊下〜中ノ滝〜中ノ廊下〜上ノ廊下:完全遡行) メンバー:P.L. YO(27) RN(24) 行程: 8.13 (Sun) B.P.−上ノ廊下−庄司ヶ滝−大休峠−大山スキー場下山 ・B.P.としては下ノ廊下−中ノ滝−中ノ廊下−上ノ廊下の間にあり。 団体装備:ツエルト(1)
マット(1) EPI(1) EPIカートリッジ(1) コッヘル(1) ローソク(1) ナイフ(1) 天気図 ラジオ 食料2日分 9mm40m(1)
ビナシュ(10,5) ハーケン(5) ボルト(3) アブミ フロート アイスハンマー(2) |
1995年 夏沢 甲川 報告書
1995 Summer shower climbing report in Kinoe river 山域:大山甲川(下ノ廊下〜中ノ滝〜中ノ廊下〜上ノ廊下:完全遡行) メンバー:P.L. YO(27) RN(24) 行程: 中ノ滝〜中ノ廊下も難なく越え、上ノ廊下下流の二股(600m)に着いた。ここで、はっと時計を見ると、まだ11時であった。。明朝の厳しい遡行を考えて、今日中に突破することとして、上ノ廊下に突入する。両岸は50m以上の垂壁が立ち、薄暗い中、激流の音が響く。最初の淵は左岸を登り、核心の4mに。ここは左岸を大きく淵の上をアブミで半周した後、直上する。followは淵をropeにてfollowした後、アブミで直上出来る。次の6mは淵を右岸に泳ぎ、泳ぎながらアブミをかけて被った壁を直上、トラバース3m、アブミでclimb down3m、バンドを斜上6mにて突破、followはropeにてfollow後、アブミで直上できる。この2つの滝が核心、後の滝はそれなりに突破できる。久しぶりのswiming and climbingに疲れが出てくる頃、我々の頭上に久しぶりに広がる青空が、上ノ廊下突破を告げた。 河原をBP求めて歩いていくと、目の前に堰堤が現れ、今山行初めての高巻きを強いられた。その上の左岸支流にも堰堤がかかる。(恐らく700m地点か。)その上流の790m二股にてBPとする。 満天の星空の下、ビールをぐびぐび、焚き火をもやもや、えーきもち、ぐーぐー・・・。 8.13 (Sun) ●◎○ B.P.−大休峠−香取−鴬橋 中国自然歩道を下山、二万五千分の一の地図で『然』の字から北に伸びる尾根に新しくできた登山道をたどり、林道に出た。再び夏の太陽が照りつける下、田舎道をたどり鴬橋にたどりつき山行を終了した。 下ノ廊下は日帰りも可能、swimingの入門編として最適か。甲川の西の林道880mより甲川におりる登山道があり、これをたどって600m二股に、おっちゃんがおった。この登山道は、上ノ廊下の上流に降り立つようで、これを使えばescapeも容易だ。堰堤付近にでてくるものと思われる。 |