Bicycle



 自転車に乗り始めたのは小学生の時であった。中学校、高校と自転車通学であったため、自然と大腿筋肉が鍛えられたが、この頃は自転車を『移動の手段』としてとらえていた。
  神戸大学に入ってからは、坂道が多かったため、逆に自転車を使用することは無かったが、運良く譲ってもらったりで、今度は『楽しむ』自転車をはじめることになった。これは、大学以降の我が家の自転車の記録である。

1号車 マウンテンバイク (1991-2010)
 後輪にサスペンションが付いたものを、破格の値段で知人より購入。以後、日本での山岳コースを走りまくる。これで、六甲全縦や立山なども走破する。現在、日本で待機中。
2号車 ロードレーサー (1991-1994)
(写真がありません。)
 これも知人より譲って頂く。学生時代は六甲からヒルクライムをしてから大学まで通ったりしていた。1994年県立淡路病院に勤務中の夏休みに、鳴門〜剣岳頂上〜祖谷渓谷キャンプ〜高知桂浜〜室戸民宿〜鳴門という2泊3日の500km、標高差2000m近い旅をした際に負った損傷がもとで廃車となる。(走行中に次々にスポークが折れていった、、、。
3号車 ロードレーサー (1995-2002)

 2号車の廃車に伴い、姫路でPanasonicのBikeを購入。自分の体格に合わせてセルフオーダーしたもので、乗り心地は最高であった。日帰り富士山、姫路〜鳥取〜城之崎、南紀白浜、四万十川でのツーリング、また御岳スーパートライアスロンでも活躍する。アメリカ転居に伴い、一緒に来たのだが、Cuyahoga Valley NPをサイクリング中に転倒負傷。フレームを曲げてしまい、再起不能となる。

4号車 マウンテンバイク (1995-2010)
(写真が日本にあります。)
 Cのバイク。それまで自転車にも乗れなかったのだが、私のつきあいで冬の上高地にまでサイクリングする。その後、阪神大震災の時には、交通手段として大活躍する。
5号車 ロードレーサー (2003-)
 3号車が廃車となったため、周囲の反対を押し切り、2003年に$850でALLETZ SPECIALISEDを購入した。タイヤは3号車の時に購入したSHIMANOの『決戦用』軽量タイヤを使用している。(これだけで日本で7万円した。)またペダルも3号車のものを使用、靴もそのまま使用できるようにした。ギヤはSHIMANO、3号車よりも軽量となっている。アメリカは道路事情が悪く、まだあまり長距離を走っていないが、日本のヒルクライムでも十分に通用する自転車だ。フロリダの7 miles Bridgeを、この自転車で激走しようと画策している。(2009.12 Done!!)
6号車 マウンテンバイク (2003-)
 キャンプ場での遊び用に購入を考慮していた時に、$64のダブルサスペンションのマウンテンバイクをWAL MARTで発売となるのを発見、中国製で重量は非常に重いのだが、安さに目がくらみ周囲の反対を押し切り、購入してしまう。ペダルは5号車についていたものを転用、激しい坂でも思い切って攻めることが出来る。やはりダブルサスは非常に乗り心地が良く、未舗装路でも、空を飛ぶがごとくとばすことが出来る。CanadaのAlgonquin Parkでも活躍する。
7号車 マウンテンバイク (2003-2013)
 周囲の反対を押し切り、Clevelandに住んでいる日本人の方より$35で購入。これもWAL MARTで購入したそうだ。乗ったことが殆ど無かったそうで、傷は殆ど無く、タイヤも新品そのもの。サスペンションは前輪だけだが、重量が6号車より軽量で、道路で乗る分には快適だ。家族でサイクリングと、考えて購入したのだが、一番乗っているのは、Y先生の奥様ではなかろうか、、、。
 海で乗ったりと過酷な条件でたくさん遊んだ7号車だが、2013年に廃棄処分とする。
8号車 リヤカー (2003-2008)
 ラボのRayの家に使用していないリヤカーがあるというので、借りることになった。よく巷で走っている、前向きに乗るタイプでではなくて、後ろ向きに乗るタイプであるが、子供達には大好評。Yもこれを見ると、反射的に乗るようになった。
9号車 三輪車 (2003-2008)

 Clevelandに移住後から、家にあったものだが、Yには全く用無しのものであった。しかし、2歳が近づくにつれて登場、Yも練習を開始している。もうすぐ乗れるようになるかな? (→楽勝でした。)2008年にMoving Saleで引き取られる。

10号車 補助輪付自転車 (2004-2007)
 三輪車をそろそろ卒業しなければいけないな、と思っていたらK先生の帰国に伴い自転車を頂くことになった。乗れるかどうかなと思っていたが、何ということも無く2歳8ヶ月で自転車デビューを果たしてしまった。分解しても小さいので、Banff National Parkにまでも持って行ってしまった。2007年にMoving Saleで引き取られる。
11号車 補助輪付自転車 (2006-2008)

 前出の10号車はペダルと後輪の回転が連結されているタイプのもので、あまりスピードを出せなかった。あまり身長が伸びてこないので、まだブレーキ付きの一般的な大きな自転車には乗れないのだが、そろそろもう少し大きな自転車をということで、11号車を購入。この自転車はうまく出来ていて、ペダルは通常の自転車のようになっているのだが、ペダルを逆に回すと、タイヤがロックされる構造になっている。何とアラスカまで持って行くことになった。これを分解して、またどこか遠征に持っていこうか、、、。2008年にMoving Saleで引き取られる。

12号車 自転車 (2008-2010)
 この時期の子供の成長は著しい。さらに大きなコマの自転車をということで、近所のMoving Saleで購入。後輪ロックブレーキのため、かなり消耗していた後輪タイヤを交換。また前輪ブレーキもついている。しかし1年くらいで、変速機つきの自転車に乗り換える必要がありそうだ。2010年に$20で引き取られる。
13号車 スクーター (2009-)
 スケートに自転車に運動神経のいいYだが、新たな運動をということで13号車を購入する。怪我をしないようにしてほしい。
14号車 トレーラー (2009-2014)
 アラスカでも体験したトレーラー自転車。わいわい言いながら一緒にサイクリングすることが出来る。接続部がこの自転車の要だが、要領がわかれば安定したものとなる。
 長い間遊んだトレーラーだが、2014年に$35で引き取られた。
15号車 自転車 (2010-2011)

 16インチのタイヤであった12号車であるが、2009年秋くらいから、やや小さめになってきた。スピード不足を認識するようになってきたとの理由から、後継機を探していたのだが、このサイズでギア付となるとかなり値段がかさむ。専門店に行けば、ややもすると$300クラスとなるのだが、恐らく3年での買い替えを考慮すると、子供のおもちゃとしてはやや高すぎる。インターネットおよび数軒の自転車屋さんをめぐり、最終的に塾考の末、Dick'sで$169+Taxを購入する。(Craiglistで購入するのが一番経済的かもしれない。)
 なかなか高性能のいい自転車であったが、玄関先に置いておいたら何と盗難にあってしまった。これを機に、引越しを決意することとなった可愛そうな自転車であった。

16号車 自転車 (2011-2014)
 15号車は盗難にあってしまったが、運動好きのYには自転車は欠かせない。しょうがないので、中古のものを購入してやることとする。15号車と似た色だが、やや性能は落ちるか。2014年に、$25で引き取られる。
17号車 自転車 (2013-)
 成長著しいYであるが、とうとう16号車も小さくなってきてしまった。ここ数年でまた大きな自転車が必要となるのであろうが、とりあえず体に合った自転車に乗せて上げようということで、20インチのホイール、18段変速、前輪ショックアブソーバー付のマウンテンバイクを、Walmartで$95で購入する。三輪車やスクーターなども含めれば、もう8台目の自転車になることに、親として感慨深いものを感じる。


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